【実録】東大阪市での出産までにかかる検診費用は約4万円だった!追記あり
ゆ人生の一大イベントである出産。少子化が叫ばれていますが、出産は病気ではありませんので、保険がいっさいききません。出産までには何度か検診に行く必要があり、一応自治体から検診や検査の補助金が出ているものの、それだけでは不十分だったりします。そりゃコウノドリのテーマにもなっていたように野良妊婦と言われる未受診妊婦(出産までいっさい産婦人科での検診をしない妊婦)が増えるわけです・・・
今回は、東大阪市で予定日を3日過ぎて息子を生んだ私が、出産までにかかる検診・検査の費用をまとめてみました。
検診の回数と補助金
東大阪市の検診補助金は10万円
東大阪市では検診の補助金が合計10万円分出ます。
参考:東大阪市HP
何枚かにわかれており、初期・中期・後期のそれぞれの時期での検査や検診で使うことができるクーポンになっています。おつりはでません。
予定日を過ぎて検診が増えた場合や、何か母体に異常があり検診回数が増える場合は、自腹になってしまいます。
妊娠発覚から出産まで、検診の回数?金額は?
健康保険が適応されませんので、だいたい1回の検診で5000円。検査やエコーなどのときは10000〜14000円ほどかかる場合もあります。
厚生労働省では検診回数を14回としています。
- 初期:合計4回(妊娠初期〜23Wまで) 4Wに一度の頻度
- 中期:合計6回(24w〜35wまで) 2Wに一度の頻度
- 後期:合計4回(36w〜40wまで) 1Wに一度の頻度
もちろん病院の方針や、分娩法法や母体の状態などによって検診回数は上下しますので、あくまで目安です。
東大阪市の10万円という補助金は、この14回の検診回数を基準に支給されているようです。
そもそも検診・検査って必要なの?
出産はまさに命がけの行為。母子ともに健康に生まれてくるっていうのは、実は、当たり前のことではありません。そもそも安定期に入るまでの初期の段階で起こる流産も多いのが現状。実際、20代〜30代女性での流産率は10%、年齢が上がるにつれて流産率は上昇し、40代では40%程度と言われています。
また、出産時のリスクも未だに0ではありません。日本産婦人科医会によると、出産時には10万人に3人の妊婦が死亡しているそう。
検診をしっかりと受けることは、母体や胎児の異常を早期に発見し、安全なお産の道しるべとなります。助成金がでるようになったとはいえ、自費となる金額も高いですが、安全なお産には変えられません。
実際に検診でかかった費用
合計では37,080円でした。おそらく里帰り出産などが無く、1つの病院ですべて検査を実施したのでこの金額だったと思われます。
初期・中期では検査費用などは補助金との相殺で、実質の負担金額は15,000円でした。超音波検査や4Dエコー検査をする時に各2,000円ほどかかったことと、検診以外で気になることがあった時に1度受診して5,000円が全額負担となったためです。
後期検診では、合計22,080円の自己負担でした。以下は、後期の検診でかかった費用の内訳です。
●月29日(9回目):0円
●月14日(10回目):210円 ※便秘の処方箋あり
●月28日(11回目):8,870円 ※後期血液検査
●月4日(12回目):2,000円 ※超音波エコー
●月10日(13回目):2,000円 ※超音波エコー
●月18日(14回目):2,000円 ※超音波エコー
●月25日(15回目):7,000円(補助金クーポンが無くなり、全額自腹に)
予定日を過ぎれば過ぎるほど、補助金クーポンが無くなるので自己負担金額が増えてしまいます…
まとめ
出産という保険がきかない人生の一大イベント。検診でいくら補助金がでるとはいえ、結構な金額を自己負担せざるを得ないのが今の現状です。
また、産院によっても自己負担金額はまちまちで、私が通っていた産院はなかなかゴージャスな産院と言われているところだったので、費用負担も多かったと思います。市立病院などは費用負担も少なく家計に優しいようですが、妊娠が分かるとすぐに出産予約を入れる妊婦が多く、私は妊娠発覚後すぐ予約いれましたがすでに一杯でした・・・なので、費用を抑えたい方は、妊娠発覚後すぐ予約入れられることをおすすめします。
しっかり★結婚式などで費用を賢く節約し、安全なお産にするためにもしっかり産院が奨励する検診回数を踏んで、出産に挑んでいただければ幸いです。
追記:2016年4月12日
【追記】2016年4月から東大阪市の公費負担補助が拡充されます!
現状は10万円分の妊婦検診補助が、12万円に増額になります。
現状は0円の産後検診補助が、4000円に増額になります。
また、妊婦の歯科検診クーポンもつくようになります。20週以降に無料で最寄りの歯医者さんで歯科検診を受けることができるようになりました。
つわりなどでなかなかしっかり歯磨きが出来なかったりするので、有難いです」。
多胎妊娠への追加券交付が、0円から1万円分に増額になります。
かなり拡充され、16年4月からは自己負担が減ることになりますね!ただし、交付は6月1日からとなりますので、交付されるまでの費用は自己負担となります。申請には領収書が必須ですので、かならず保管しておくようにしましょう!
待機児童数が大阪府内でも多すぎ!な東大阪市ですが、こういった子育て支援を充実させて、育てやすい街になることを願っています。
以上、ゆうママでした!