七田式教室4歳9か月で卒業!七田式教育のメリット・デメリットを赤裸々告白します
息子が1歳過ぎから通塾していた七田式教室。
右脳教育は3歳まで!と七田眞先生の本も読んで知っていたので、年少さんで卒業する予定でした。
が、仲のいいお友達もでき、なかなか辞めるタイミングが無く継続していました。
しかし、今回小学校受験も見据えて卒業することにしたので、あらためて七田生活を振り返ってメリット・デメリット、そして卒業のきっかけを告白したいと思います。
卒業のきっかけ
右脳開発は3歳まで
七田眞氏の著書を読むと、右脳教育は3歳までということが定説のように書かれてます。
当初通いだしたころは、私も幼稚園入園までかなという気持ちでした。
教室のレベル分け
通っていた塾のオーナーが変わったこともあり、教室のレベル分けが微妙に変わりました。
年少さんになった息子は、まったく文字に関心が無く・・・
同じクラスの仲良しのお友達は全員女の子。そして年少になる段階で、ひらがなの読みはほぼ出来ていて、書くこともできかけていました。
七田式の先生にも言われて、息子に「ばあばにお手紙書いてみよっか?」「ひとりで絵本が読めたら、楽しいよ~」とひらがなへお誘いしましたが、断られ続け。
次第に、ひらがなに興味を示さない息子にイラっとしてしまう私・・・。
モンテッソーリの敏感期のことも知っていたので、息子はまだ文字の敏感期じゃないんだな~と軽くとらえていました。
先生からの無言プレッシャー
ま、いつか敏感期がくるから、定期的に文字へのお誘いだけして、あまり無理強いせずにひらがなに取り組もう!と思っていた私。
しかし、教室の先生からの無言のプレッシャー・・・
そして、ついに年少スタート時のクラス分けのことで先生からお話がありました・・・。
「文字への興味がまだない子供たちと一緒のクラスがあるので、年少からはそちらにいってみませんか?」
早生まれクラスに
年少の春から、文字に興味のないおっとりした子供たちが集まるクラスでスタートすることになりました。
(実は、文字を書こうとさせるプレッシャーを感じていた私は、年少に上がる前に七田式を卒業することも考えていました)
そこで同じクラスになったのが、年少から入ってきた女の子。この子が結構くせ者でしたw
授業を聞かないし、先生の言うことにいちいち反応して独り言をつぶやく・・・授業が崩壊気味に。
そして、その女の子の悪ノリに影響されて、一緒に授業を脱走する息子・・・。
このクラスの先生は、右脳志向の授業で非常に私の好きなタイプの授業だったのでまだ継続していました。
卒業決定打となった、授業内容
ですが、卒業のきっかけとなったのが授業内容でした・・・。
ひらがなへの興味が無いので、ひらがなの学習が2歳下の娘と同じ内容・・・これは仕方ないと思います。
でも、右脳的取り組みなども去年と同じレベルのもので、正直、右脳的ひらめきが凄いね~と評価されていた息子にとって??な授業内容になっていたのでした。
もちろん、集団クラスなので、1つの分野のレベルを下げるということは全体的なレベルを下げた授業内容になるのは仕方ないことなのかもしれません。
ですが、右脳的分野、暗唱の分野がもっとも七田式の得意とするところなので、その部分のレベルが低いままでは通塾している意味がないな~と感じてしまったのでした。
卒業して、現在
卒業して数か月ですが、娘はまだ3歳なので七田式に通塾しています。
色々な塾や幼児教室を見学した結果、
七田式を卒業した息子は、ピグマリオン系の個別指導塾に通っています。
あくまでこのピグマリオン系の個別指導塾と比較した結果となってしまうのですが、3年半通塾した七田式教室のメリットデメリットをまとめたいと思います。
メリット
- 親の意識、環境が変わる
- 小学校受験など意識の高いママと友達になれる
- 記憶力は良い方
- 直観力が鍛えられる
- 3歳からのプリント学習で学習態度が身に付く
といったところでしょうか。あくまで1歳すぎから早期教育として通塾した我が家の場合のメリットです。
やはり高くはないお月謝(月2万円程)を払って幼児教育を受けさせたいご家庭のママなので、小学校受験は大前提だったり、他にも色々な習い事をされていたりと、意識の高いママ達とお友達になれるというのはメリットでした。
お受験系幼稚園に通っていない我が家は、ここでできたママ友と受験情報を交換できるのは本当に有難いです。
また、七田式の考え方を教えてもらえるので、第一子を育てるにあたって大事なことをたくさん教えていただきました。早期教育は親の意識や、それに基づく環境作りが大事だなーと。
息子をみていて、記憶力は良いなと感じますが、これは主人もかなり記憶力に優れているので遺伝なのか七田式のお陰なのかは分かりませんw
直観力は、七田式でESPと言われるもので第六感という直感です。これは、私が親として授業を一緒に受けていて、直観力が上がったように感じています。あくまで感覚的なものですが、成功する姿をイメージしたり、どれがいいか選ぶ時に役立っています。
プリント学習は2歳ころからスタートするので、4歳の今ではプリントが好きで、毎日寝る前のプリント学習が習慣になりつつあるのは有難いです。
デメリット
- 集団教育なので個別対応は家でするしかない
- 歌で覚える系が多く、実際は身に付いていない場合もある
- お友達に影響されてしまう
- ママも、お友達と比較して考えてしまう
今は個別指導塾に通っているので余計に集団教育面でのデメリットを書いてしましました。
また、七田式はフラッシュカード、そして歌で覚える~~みたいなものが多いんです。
足し算も歌で覚えさせたり。ただ、個別学習塾に通い、七田式でとうに覚えたと思っていたことが身に付いていないことが判明しましたw
覚えていても、使うべき場面で使えていないので、本当に理解している状態になっていなかったんですね。これは5歳になるまえに気付けて本当に良かったです。
まとめ
以上、七田式に通ってのメリット・デメリットをまとめてみました。
どんな習い事も、それをやれば完璧!というものはなく、何事にもメリット・デメリットがあります。そして、週に1度通ったからといって、身に付くものでもありません。
七田式も、その考えややり方をおうち学習に活かすことができれば最強だと思います。
私の場合は、ワンオペ2歳差育児にかまけて、正直、きちんと毎日の課題や取り組みを楽しくできていなかったな~と。
今は、ピグマリオンの個別塾に通い、先生にアドバイスをもらいながら、家でもコツコツ取り組みをしています。またピグマリオンのことについても書いていこうと思います。
参考になれば。