慶応卒・元コンサルのゆうママが、おうちモンテ・おうち英語をお届けするママブログ

赤ちゃんにおむつはいらない!?0歳からのおむつなし育児まとめ

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
2歳4歳のワンオペ育児中のアラサー。 激務コンサル会社を辞め、子育てマニアになるべく日々精進中。 慶応経済卒で学歴コンプを抱えつつ、子供が個性を最大限に生かすことができるよう、おうちモンテやおうち英語に取り組む。
詳しいプロフィールはこちら

赤ちゃんにはオムツが必要!そう思っていませんか?

私も息子が生まれてしばらくするまで、そう思っていました。ですが、戦前の日本人は、生まれて間もなくおむつを外しておまるでやり手水をし、六ヶ月になるころにはオムツはずれが完了していたというのです。

戦前の日本人のおむつなし育児について、現代の私たちが今から真似できる方法・必要な道具類をまとめました。

私のおむつなし育児は4ヶ月時に一度挫折し、現在11ヶ月の息子と再度挑戦中です。その経験から、おむつなし育児の挫折しないポイントもまとめています。

これからおむつなし育児に挑戦したいというママの参考になれば幸いです。

戦前は6ヶ月にはおむつが取れていた!?

おむつなし育児のはじめどき

dagon_ / Pixabay

1935年の婦人雑誌には、生後1ヶ月から便器をつかって、5〜6ヶ月ほどでおむつをしないですむという手法が掲載されています。おむつはずしは新生児を育てる1つの過程として、3ヶ月から1歳3ヶ月までにおむつが外れるのが一般的とされていました。

その後、心理学者ダドソンによって「2歳にならないうちのトイレトレーニングはだめ」とされ、紙おむつの登場や女性の社会進出などにより、現代では3歳頃におむつがはずれるのが一般的となってしまっています。しかし紙おむつは、子どもの排泄感覚を鈍らせ、だらだらと尿を垂れ流すような排泄習慣を身につけさせてしまうのです。紙おむつはたしかに便利ですが、それは母親にとってであり、決して赤ちゃんにとってでは無いことを心しなければいけないような気がします。

詳細はこちらの書籍にまとまっていますので、これからママになるかたは読んで損はありません。

 

0歳からのおむつなし育児方法

ニコニコパンツ

webdesignprof0 / Pixabay

3ヶ月からパンツ生活!エミール保育園の事例

福岡市にあるエミール保育園では、モンテッソーリ教育を取り入れ、「トイレット・ラーニング」を実践しています。トイレトレーニングと異なるのは、子ども達が排泄を感じ、自分で気持ち悪いと思ったらパンツを履き替えるという自発的学習を実施している点です。

そこで使用されているのがニコニコパンツという園長が海外のモンテッソーリ園から持ち込んだ特別なパンルです。現在販売されているのは、メーカーと特別に開発した市販されていないもので、サイズ展開が75からあり、防水機能がなく、濡れると気持ち悪いのが特徴です。ニコニコパンツをはくと、オムツとは違って子ども達の活動範囲が広がり、いきいきと動き回るそう。それがまた排泄機能の発達を促しているとも言われています。

この気持ち悪いというのが大切で、エミール保育園では、3ヶ月からみんなこのパンツを履いて排泄機能を養っていくのです。実際におまるを体験するのは1歳3ヶ月になってからで、ニコニコパンツを卒業するのは1歳半〜2歳半までです。

1歳児では、保育士が定期的におまるへ促しますが、強制ではありません。失敗しても叱ってはいけません。気長に、気長にです。

モンテッソーリでは、18ヶ月がトイレットラーニングにおける排泄の自立学習の敏感期としています。この時期を過ぎてしまうと、おむつはずしはかなり困難になってくるそうです。

もっと早くからすべきだった…11ヶ月からのおむつなしは大変!

私のおむつなし育児体験談

私自身、紙おむつと布おむつを併用してきましたが、布のときはいつ濡らしてしまうか分からないため、息子の様子がいつも気になっており、1時間おきにオムツを交換していました。しかし、紙おむつのときは、漏れる心配がないので4時間はほったらかし・・・。コミュニケーションの量も違ってきますし、何より、息子の排泄サインに気がつかない。

それは息子にとっても不幸なことです。だって例えば2年もオムツの中でだらだらとするのが普通と思ってきて、2歳になったとたんに「いや、じつはオムツでしちゃ駄目なの。明日からトイレにいってするようにしましょうね?」って言われても、え??なんでいきなり??ってなっちゃいますよね。11ヶ月もオムツでするのが当たり前になっていた息子のおむつなし育児は、結構大変です。だって11ヶ月もオムツでする習慣をつけさせたのは、なんてったって母である私なんですから。

例えば、夜間3時間おきに泣いて起きていた息子。お腹がすいて起きているとばかり思っていました。しかし、夜もおむつなしをしたところ、実は泣いてぐずぐずしたあと、おしっこをしていました!これ、オムツしていたのでは分かりませんでしたので、ありがたかったです。(私の洋服は濡れてしまいましたが・・・)息子は実は尿意で起きていたのでした。

これ、ほったらかしにしていたら、息子は「おしっこしたくて泣いても何もしてくれない・・・そっかおしっこは知らせずに垂れ流しでいいんだ・・・」と思っていたことでしょう。これってめっちゃ怖いこと。

今はしっかり、夜に泣いたらおまるに座らせて、シーシーさせてから授乳しています。今は確かに辛いですが、大きくなったときにおねしょ癖がなおらない・・・なんてことになるなら、今の辛さの方をとろう!!ってことで頑張っています。

ただ、もっと早くに始めておけばよかった・・・というのが感想です。おまるにのるのも一苦労なので・・・。

おむつなし育児をはじめて良かったこと

良かったことは、息子は「おしっこ」を意識することができたこと。おむつでしていた時は、息子は排泄の感覚と「おしっこ」が結びついていなかったように思います。

しかし、たまにおまるが失敗して、おしっこの水たまりができたときに、息子がおしっこに興味津々で触っているのを見て、あ〜もしかしたらオムツ内で何が起こっているのか息子は理解してないのかも!と感じました。

私たちは、尿意や便意が何をさすのか、実体験で理解していますが、すべてオムツ内でママによって処理されている息子は、おしっこが何?なのか便意が何なのか?分かっていないのかもしれません。

おむつなしによって、息子が尿意や便意の正体を知ってくれたことが一番大きな学びと感じています。

おむつなし育児に挫折しそうな時は・・・

正直、おむつなし育児の成功談しかネットにはのっていません。基本的にウンチはキャッチできますよね?とか今日は5回おまるキャッチ成功しました!!とか。なかには11ヶ月でおむつ外れました!とか・・・

そういう体験談を読むたびに、夜間に1度しかおまるキャッチに成功していない私は、あ〜息子の排泄サインを見逃す駄目ママや・・・とへこむへこむ・・・。

そうして、おしっこを布おむつでする息子にため息・・・。いや悪いのは完全に私なのに。

けど、11ヶ月もの間、おむつですることを息子に習慣づけていたのは私。それを外す決意をしたのも私。11ヶ月かけて習慣になったものだから、最低でも半年かけておむつなしを成功させよう!と気長にいこうと決めてから、気持ちがらくになりました。

そして、ゲーム感覚で、おしっこをキャッチする。この楽しみながらというのができないと、息子がかわいそうです。何より、おむつなしは息子のさらさらお尻のためにやっていることなので。そこ間違えると本末転倒ですしね。

というわけで、ネット上には成功美談しか載っていない!ので、それに惑わされず、気長にやっていきましょう〜

おむつなし育児の方法と道具

おむつなし育児は、基本的には排泄をオムツ以外の場所でさせるということです。私のように、いきなりオムツを無くして、はだかんぼでうろうろさせる・・・というのはちょっと特殊です。

方法としては、ママがいやにならない程度から始めるといいでしょう。別に布オムツにこだわることはないです。ただ、紙おむつにしたとたんにママの気持ちが子どもから離れてしまったり、紙おむつもったいないからもう少しはかせておこう・・・なんて思ってしまいがち(私自身ずぼらなのでそうでした)なので、なるべく紙おむつに頼らない方が、成功しやすいと思っています。

  • 1日数時間、布オムツにしてみる
  • お風呂に入るまえだけ、おむつを外してみる
  • 場所を決めて、おむつを外してみる

といった期間や場所限定ではじめてもいいと思います。

大切なのは排泄のサインを見逃さないこと!

紙おむつにしても布おむつにしても、はだかんぼにしても、大切なのは子どもの排泄の兆候を発見することです。これ、結構難しくって、いつ排泄しているかわからないとサインも分からない・・・なので、私は最初の1ヶ月ははだかんぼにして、サインを徹底的に観察しました。

家事は寝ているときにすませて・・・日中はなるべく赤ちゃんにひっついて。今しかできない赤ちゃんとの蜜月ですね。

  • 股を触るような仕草
  • 動きが止まる
  • 授乳中の動きがとまる
  • トイレを指差す
  • 特定の場所でしゃがみこむ

といったことが排泄のサインで多いようです。もちろん赤ちゃんによってサインは様々ですので、自分の子どもをよ〜く観察することが一番です。

ちなみに息子は

  • 授乳時に動きがとまり目が合う
  • 遊んでいるときに立って、股をさわる仕草
  • 私が尿意を感じたとき(まさに母とシンクロする時があります)
  • なんとなく、息子のおしっこしたいオーラを感じたとき
  • 夜、泣いて授乳するときは毎回おしっこする(おまるを当てながら授乳すると毎回キャッチできる)

がサインでした。ずっと一緒にいると、息子の感じていることがな〜んとなくシンクロしてくるのが、不思議です。これが育児の醍醐味なんだと勝手に思っています。ぜひ、あなたなりのサインを読み取ってみてくださいね。

注意点は赤ちゃんを混乱させない!

たとえば、おむつなしを始めるぞ!と思ったら、一貫してそれをしたほうが良いでしょう。外出のときは紙おむつにしたりすると、赤ちゃんって敏感に気づきます。「あれ?おうちではママが一生懸命気にしてくれたけど、お外ではオムツにし放題なのね??」と。念のため私も外出は紙を使っていますが、1時間おきにトイレにつれていったりして、おしっこしようね〜と促すようにしています。

ママにとって大変ですが、赤ちゃんの排泄のサインが見つかりだすと、赤ちゃんとコミュニケーションが密になっていく感じですごく気持ちいいですよ。

おむつなし育児で便利なもの

  • ニコニコパンツ
  • 布オムツ
  • おまる
  • 股割れパンツ
  • 防水シーツ

といったところでしょうか。

ニコニコパンツこどもの道具やさんでしか取り扱いがないので、ネットで買うしかありません。普通の赤ちゃん用パンツを購入して、さらし布などを入れておいてもいいと思います。

おまるは、ホーローおまるや赤ちゃんでも使えるおまるが出ています。

私はこちらのおまるを新生児のときから使用しています。白い部分が外れて、そのまま赤ちゃんに捧げられるので便利です。しかし、真冬は便器が冷たいのでものすごくいやがるので、自分でフェルトを貼付けるなど工夫しています。

 

おむつなし育児の格好

2月の寒い時期から開始した我が家のおむつなし。格好は結構悩みましたが、こんな感じで落ち着いています。

  • おむつなし(もしくは布おむつ)
  • レッグウォーマー
  • 新生児で使っていた前開き肌着
  • 腹巻き

新生児のときにつかっていたコンビの肌着などは、すべて前開きだったので、だら〜っとした見た目になりますが、使用しています。おまるにすぐ跨がせられるのがポイントです。

腹巻きやレッグウォーマーで、しっかり暖めながら、でも赤ちゃんは活動しやすいのでのびのび動き回っていますよ。もちろん、お外にお出かけするときはしっかり防寒対策しています。

まとめ

おむつなし育児って昔は当たり前にされてきたことで、何も難しいことはありません。ただ、お母さんの寛容なこころと、我慢のこころと、デキタときに褒めるこころ。これが必要です。

今、やりたいと思ったときが始め時です。ぜひ、おむつなし育児で、赤ちゃんとのコミュニケーションを密にして、今しかできない育児を楽しんでいきましょう〜!

もちろん、ママが苦しくなったら、お休みするこころも忘れずに。ママがおまるで出ろ〜出ろ〜って呪文のように怖い顔を唱えていたら、でるもんもでませんから。

私もこれからの息子のおむつなし育児の経過を報告していきたいと思います。

 

以上、ゆうママでした!

この記事を書いている人 - WRITER -
2歳4歳のワンオペ育児中のアラサー。 激務コンサル会社を辞め、子育てマニアになるべく日々精進中。 慶応経済卒で学歴コンプを抱えつつ、子供が個性を最大限に生かすことができるよう、おうちモンテやおうち英語に取り組む。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© イクジニスト , 2016 All Rights Reserved.