慶応卒・元コンサルのゆうママが、おうちモンテ・おうち英語をお届けするママブログ

モンテッソーリに影響をうけた私が息子をモンテッソーリ園に入れなかった理由

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2歳4歳のワンオペ育児中のアラサー。 激務コンサル会社を辞め、子育てマニアになるべく日々精進中。 慶応経済卒で学歴コンプを抱えつつ、子供が個性を最大限に生かすことができるよう、おうちモンテやおうち英語に取り組む。
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妊娠中に出会い、私の育児の基本概念となったモンテッソーリ教育

最初は、モンテッソーリ園に通わせる気まんまんでいました。結構な距離にある幼稚園を本気で志望していて、色々見学にいきました。

ですが、悩んだ末、モンテッソーリ園ではない、自由のびのび幼稚園を選びました。

なぜ、私がモンテッソーリ園を選ばなかったのか、その理由を解説したいと思います。

モンテッソーリ園での違和感

モンテッソーリ園には2園見学にいきました。子供達は、書籍で読んだ通りの集中現象のなか、静かに、粛々と教具に取り組んでいました。そして、モンテッソーリ園独特の穏やかな包まれるような雰囲気。

保育者も、まるでマリア様のような穏やかさ。

すごく暖かな園の様子を体感し、モンテッソーリ園への志望度も高まりました。

 


モンテッソーリ施設での息子

息子は、非常に発想力が豊かです。いえ、そもそも、子供という生き物は、生まれながらにしてのアーティスト。大人が考えつかないような道具の使いかた、そして作品を生み出します。

ある日、モンテッソーリ施設で息子がシュレッダーのお仕事をしているときのこと。

1枚づつやろうという提示だったのですが、なれてきた息子は、効率よく2枚を同時にやるように。与えられた教具を自分で工夫し、効率性追求しだしたんです。

他にも、どうしてそうするの?こうしたい!というような場面があり、息子はモンテッソーリが窮屈なんじゃないか。。。とうっすら感じてしまったんです。

モンテッソーリの教具には目的があります。なので、他人が考えた枠組みの中で思考していく道具。そこから逸脱することは推奨されません。

例えば、水のあけ移しのお仕事から逸脱して、水を触って感触を確かめたいと思ったらそのお仕事からは逸脱するので、他のお仕事を探しましょう!となるのです。

うまく言えないのですが、息子には、他人によって考えられ与えられた教具や環境ではなく、自分で何が必要か?自分で教具を考えていけるようになってほしいと思ったし、息子はそうした環境を望んでいるのかも。。。とモンテッソーリ施設での息子の様子から感じたんです。

もちろん、モンテッソーリの教具でそれができなといわけではなく、適切な教具や提示が不足していたから、息子が窮屈そう見えたのだとも思っています。その点は私の勉強不足です。

ただ、息子の工夫心をみて、なんとなくですが、幼稚園はモンテッソーリ以外の園でもいいのでは?と少し違和感をおぼえたのが、自由のびのび園にしたキッカケでした。

余談ですが、息子が生まれてから、こうした心の違和感を大切にするようにしています。たぶん、前までなら無視してたかもしれません。そんなちょっとした違和感。それが私を非モンテッソーリ園を選ばせることになりました。

 

ママの得手不得手

そして、モンテッソーリ園に入園させなかったメインの理由が、私という人間が、目的がなくただ子供と遊ぶというのが苦手な人種だということ。

モンテッソーリが自分にあってるなと思うのは、モンテッソーリには全て体系的な理論と、目的があること。

目的があるから、私はおうちモンテ取り組めています。もちろん、十人十色。色々なママがいます。あくまでこれは私の場合。

モンテッソーリ園に通わせた場合、おうちモンテはやらないほうがいいとされています。教具への出会いの感動が薄れるし、何よりホンモノの教具に勝るものは無いからです。

なので、息子をモンテッソーリ園に入れた場合、私が家でできるフォローは、日常生活の訓練と、ただひたすら遊ぶということがメインになってくるんだろうなと。

・・・これは、キツイ。ムリだと。

私は、ただ遊ぶために遊ぶことを苦痛に感じてしまうタイプなんです。目的があったら行動できるタイプ。それなら、園では私がフォローできない、とことん遊ぶに付き合ってくれるとこがいいなと。

自由のびのび園とモンテッソーリ共通点

ただ、最終的に入園することになった自由のびのび園といっても、モンテッソーリとの共通点があります。

それは自由選択と集中現象です。

今の園は、芸術活動が特色の園です。自分で、どんな画材つかって、どんな道具をつかって、何をつくるのか?色を塗るにしても、筆なのか、たわしなのか、綿棒なのか。。。

自分で全て選び、作品を作っていきます。見学に行ったときは、年長さんがノコギリで作品を作っていました

また、運動会や発表会の演目内容も生徒自身が話し合って決め、舞台道具なども自分たちで作り上げます。先生が作った予定調和な演目ではない、ある意味カオスな部分もあるところにも惹かれました。

自由選択は、モンテッソーリでも大切にされてる考え方です。以前講演を聞いたモンテッソーリの牧師さんは、自由選択こそが、人生の感性を磨くというようなことまで仰られていました。

毎日、自由選択すること大事なんだそうです。

そして、集中現象。遊ぶときは徹底的に、えのぐまみれ、泥まみれになって遊びます。家だと、汚れるからやめ!とストップかけちゃう行為を思う存分してくれるんです。

自由選択と集中現象が大事にされている園であること、そして何より、私の性格、息子の性格も考えて、
この自由のびのび園に入園することになったのでした・・・。

まとめ

以上、モンテッソーリにはまった私が、非モンテッソーリ園を選んだ理由についてでした。

幼稚園選び、とってもとっても悩みました。給食のこと、保育方針のこと、立地のこと・・・。今でもこの幼稚園が正解だったかはわかりませんが、すくなくとも、とってものびのび自由にさせてもらっていて、息子には合っているなと感じています。

幼稚園選びで迷っている方のお役に立てれば光栄です。

以上ゆうままでした。


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