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【書評】0歳からのアドラー流怒らない子育て

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2歳4歳のワンオペ育児中のアラサー。 激務コンサル会社を辞め、子育てマニアになるべく日々精進中。 慶応経済卒で学歴コンプを抱えつつ、子供が個性を最大限に生かすことができるよう、おうちモンテやおうち英語に取り組む。
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最近、怒らない子育ての本をやたら読んでしまいます・・・。

 

子どもを怒っているときに、「0歳からのアドラー流怒らない子育て」を旦那さんにスッと差し出されました・・・w

今回は、0歳からのアドラー流怒らない子育ての内容をちょこっとまとめたいと思います。

 

こうすれば怒らない!

ポイントは、勇気づけ&共感ってことらしいです。

 

アドラー心理学、学んだ事が無いのですが、この勇気づけ&共感ってのはアドラーのキーワードみたいです。

 

オムツ替えでも共感&勇気づけ

筆者は、人間関係での基本ベースに

尊敬、信頼、共感

があると説いています。

 

そして、アドラー流心理学では、勇気づけという手法が特徴的らしいです。

この勇気づけの技法は、

  1. 感謝の気持ちを伝える
  2. 相手のいいところを認める
  3. 相手の考え方に関心を持ち、まず聴く事を大切にする
  4. 相手のほんのすこしの成長を認める
  5. 失敗をチャレンジの証ととらえる

のがポイントだそうです。

うん、確かに、子育てにかなり応用できそう。。。!

 

オムツ替えでも・・

で、オムツ替えのときでも、

元気なウンチでたね!

と、勇気づけの声掛けをすることで、単なる作業ではなくなると説いています。

 

たしかに、子育ての1つ1つの作業を、きっちりこなしていくとなると、こうした勇気づけ要素は多いに活用できるなと感じます。

 

子育てにおける共感のポイント

相手の話を聞くというのが、まず共感のポイントになってきます。

 

親としては、ついつい、子どもの話をさえぎったり、

子どもが話しだす前に質問してしまったり・・・

してしまいますが、そこはぐっと我慢して、

とにかく子どもの話を聴きましょう!!

 

怒る前にできること

まずは、子どもを観察するのが大事!だそう。

でも、これは本当そうだなって思う。

 

けど、カッとなると、そんなことおかまい無しに怒ってしまうんだけどね・・・。

 

できるだけ、なんでこの子はこういう事したんだろう??って目で、観察するのが、怒らない第一歩です!!

 

大人にとってはいたずらかもしれませんが、

子どもにとっては,ある種の敏感期である可能性が高いので・・・

 

あ、敏感期についての考え方はこちらを参照してください!

まじ、モンテッソーリの考えを知ると、子育ての、特にイヤイヤ期の対応ががらっと変わってきてしまうのが不思議・・・!

大阪でモンテッソーリ教育を受けるには?信愛女学院幼稚園の見学会レポ

 

子どもの問題行動にひそむ心理

下の子が産まれてからですが、

上の子がかんしゃくを起こしたりすることも多くなりました・・・

 

でもね、これ、「僕を見て!」っていう合図なんですよね。

 

そして、子どもの問題行動の多くは、

子どもの敏感期であるか、

子どもが親にもっと注目されたいというサイン

なのだと思います。

 

親としては、怒りたい気持ちをぐっと我慢して、

子どものことを冷静に観察することが求められるのだと思います。

 

って、難しいですけどね!

私も、毎日、怒ったことを書き出して反省してますw

母親失格?イライラする2歳差ワンオペ育児につぶされないストレス対策9個

 

子どもの困ったに対応する事例

この本を読んでもっともためになったのは、

 

子どもが帽子をいやがる・・・

等々、子育て困ったあるある事例を、

アドラー流の共感テクニックで解き明かしていくこと。

 

事例が掲載されているので、

子どものイヤイヤ期に悩むママは、このページだけでも読んでみると、

結構子育てにすぐ活かせると思います。

 

アドラー心理学が教えてくれる怒りの心理

怒りの感情の目的は4つだそう

  1. 支配
  2. 主導権争いで優位にたつこと
  3. 権利擁護
  4. 正義感の発揮

たとえば、片付けしない子どもへの怒りの感情を分析すると、

まず、子どもへの落胆や失望、親の言う事を聴かないことへの不満などが一次感情です。

 

そして、子どもを親の思う通りに支配したい、主導権をとりたいという目的のために、

子どもにたいして「怒る」ことを使うのです。

 

・・・ってこう書くと、私の怒りの原因って、

理想の子ども像を、勝手に自分で作っているのが原因なんだなって・・・

 

そして、

理想のママ像・・・

奇麗なお部屋で、静かに遊ぶ子ども達・・・

 

そうした、あるべき論に、自分自身がとらわれちゃってるんだなって。

 

それにそうカタチに、子ども達を支配しようとしていたんだなって気づいて、

まじ、怖くなりました・・・。

 

あ〜毒親にならないように、もっと私は適当に、放任したほうがいいなって。

 

来年から幼稚園だし、ある程度放任してこ!って思ってます。w

 

感想

以前読んでアドラーの子育て本よりかは、アドラーの基本的概念を取り入れた子育て本だったと思います。

ただ、ま、書いてある事は、基本的にはどこかで読んだな〜って思ってしまう内容。

 

新鮮だったのは、

アドラー流で、怒りの心理にたいして切り込んでいることです。

 

怒りの深層心理に対しての理解が深まり、自分自身の日頃の怒りを反省するきっかけとなりました。

この怒りに関しての考察や、子どもとの対応事例は、読んでおいていいかなと思います。

 

 

話は変わりますが、

子どもと対等に会話していこう!傾聴が大事だよね!

っていうのを最初に子育てに応用し、体系化しているのは、

親業トレーニングだと思います。

 

 

ま、アドラーにせよ、親業にせよ、

いつの時代も、親は子どもとのコミュニケーションをどうするか?という問題に悩んでいるということなんでしょう。

 

なんにせよ、

ピンとくる子育て本に出会えれば、親の心は結構軽くなったりします。

 

私にとっては、それは、

モンテッソーリの相良敦子先生だったり、

NHKのすくすく子育てで出会った愛子先生だったりします。

 

心が軽くなるおすすめ本に関しては、また別記事でまとめたいと思います。

 

ぜひ、みなさんも、心が軽くなるバイブルに出会えるといいな〜って思います。

 

そんな応援の気持ちと、自分の備忘録をかねて、

これからも読んだ本の内容や感想をまとめていこうと思います。

 

まとめ

以上、アドラー流子育て本の感想&内容まとめでした。

気になる方は一度図書館なりで借りてみてくださいね!

2歳差ワンオペ育児に奮闘中のゆうままでした!

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