【書評】0歳からのアドラー流怒らない子育て
最近、怒らない子育ての本をやたら読んでしまいます・・・。
子どもを怒っているときに、「0歳からのアドラー流怒らない子育て」を旦那さんにスッと差し出されました・・・w
今回は、0歳からのアドラー流怒らない子育ての内容をちょこっとまとめたいと思います。
こうすれば怒らない!
ポイントは、勇気づけ&共感ってことらしいです。
アドラー心理学、学んだ事が無いのですが、この勇気づけ&共感ってのはアドラーのキーワードみたいです。
オムツ替えでも共感&勇気づけ
筆者は、人間関係での基本ベースに
尊敬、信頼、共感
があると説いています。
そして、アドラー流心理学では、勇気づけという手法が特徴的らしいです。
この勇気づけの技法は、
- 感謝の気持ちを伝える
- 相手のいいところを認める
- 相手の考え方に関心を持ち、まず聴く事を大切にする
- 相手のほんのすこしの成長を認める
- 失敗をチャレンジの証ととらえる
のがポイントだそうです。
うん、確かに、子育てにかなり応用できそう。。。!
オムツ替えでも・・
で、オムツ替えのときでも、
元気なウンチでたね!
と、勇気づけの声掛けをすることで、単なる作業ではなくなると説いています。
たしかに、子育ての1つ1つの作業を、きっちりこなしていくとなると、こうした勇気づけ要素は多いに活用できるなと感じます。
子育てにおける共感のポイント
相手の話を聞くというのが、まず共感のポイントになってきます。
親としては、ついつい、子どもの話をさえぎったり、
子どもが話しだす前に質問してしまったり・・・
してしまいますが、そこはぐっと我慢して、
とにかく子どもの話を聴きましょう!!
怒る前にできること
まずは、子どもを観察するのが大事!だそう。
でも、これは本当そうだなって思う。
けど、カッとなると、そんなことおかまい無しに怒ってしまうんだけどね・・・。
できるだけ、なんでこの子はこういう事したんだろう??って目で、観察するのが、怒らない第一歩です!!
大人にとってはいたずらかもしれませんが、
子どもにとっては,ある種の敏感期である可能性が高いので・・・
あ、敏感期についての考え方はこちらを参照してください!
まじ、モンテッソーリの考えを知ると、子育ての、特にイヤイヤ期の対応ががらっと変わってきてしまうのが不思議・・・!
子どもの問題行動にひそむ心理
下の子が産まれてからですが、
上の子がかんしゃくを起こしたりすることも多くなりました・・・
でもね、これ、「僕を見て!」っていう合図なんですよね。
そして、子どもの問題行動の多くは、
子どもの敏感期であるか、
子どもが親にもっと注目されたいというサイン
なのだと思います。
親としては、怒りたい気持ちをぐっと我慢して、
子どものことを冷静に観察することが求められるのだと思います。
って、難しいですけどね!
私も、毎日、怒ったことを書き出して反省してますw
子どもの困ったに対応する事例
この本を読んでもっともためになったのは、
子どもが帽子をいやがる・・・
等々、子育て困ったあるある事例を、
アドラー流の共感テクニックで解き明かしていくこと。
事例が掲載されているので、
子どものイヤイヤ期に悩むママは、このページだけでも読んでみると、
結構子育てにすぐ活かせると思います。
アドラー心理学が教えてくれる怒りの心理
怒りの感情の目的は4つだそう
- 支配
- 主導権争いで優位にたつこと
- 権利擁護
- 正義感の発揮
たとえば、片付けしない子どもへの怒りの感情を分析すると、
まず、子どもへの落胆や失望、親の言う事を聴かないことへの不満などが一次感情です。
そして、子どもを親の思う通りに支配したい、主導権をとりたいという目的のために、
子どもにたいして「怒る」ことを使うのです。
・・・ってこう書くと、私の怒りの原因って、
理想の子ども像を、勝手に自分で作っているのが原因なんだなって・・・
そして、
理想のママ像・・・
奇麗なお部屋で、静かに遊ぶ子ども達・・・
そうした、あるべき論に、自分自身がとらわれちゃってるんだなって。
それにそうカタチに、子ども達を支配しようとしていたんだなって気づいて、
まじ、怖くなりました・・・。
あ〜毒親にならないように、もっと私は適当に、放任したほうがいいなって。
来年から幼稚園だし、ある程度放任してこ!って思ってます。w
感想
以前読んでアドラーの子育て本よりかは、アドラーの基本的概念を取り入れた子育て本だったと思います。
ただ、ま、書いてある事は、基本的にはどこかで読んだな〜って思ってしまう内容。
新鮮だったのは、
アドラー流で、怒りの心理にたいして切り込んでいることです。
怒りの深層心理に対しての理解が深まり、自分自身の日頃の怒りを反省するきっかけとなりました。
この怒りに関しての考察や、子どもとの対応事例は、読んでおいていいかなと思います。
話は変わりますが、
子どもと対等に会話していこう!傾聴が大事だよね!
っていうのを最初に子育てに応用し、体系化しているのは、
親業トレーニングだと思います。
ま、アドラーにせよ、親業にせよ、
いつの時代も、親は子どもとのコミュニケーションをどうするか?という問題に悩んでいるということなんでしょう。
なんにせよ、
ピンとくる子育て本に出会えれば、親の心は結構軽くなったりします。
私にとっては、それは、
モンテッソーリの相良敦子先生だったり、
NHKのすくすく子育てで出会った愛子先生だったりします。
心が軽くなるおすすめ本に関しては、また別記事でまとめたいと思います。
ぜひ、みなさんも、心が軽くなるバイブルに出会えるといいな〜って思います。
そんな応援の気持ちと、自分の備忘録をかねて、
これからも読んだ本の内容や感想をまとめていこうと思います。
まとめ
以上、アドラー流子育て本の感想&内容まとめでした。
気になる方は一度図書館なりで借りてみてくださいね!
2歳差ワンオペ育児に奮闘中のゆうままでした!