失敗しない!モンテッソーリ幼児教室の選び方3つのポイント:口コミや評判も
大阪にあるモンテッソーリ の幼児教室に体験に行ってきました!
大阪では、カトリック系幼稚園が少ないせいか、
が、2019年3月の段階で、モンテッソーリ の幼児教室も関西圏で増えてきています。
おうちモンテをして約3年になりますが、
娘が2歳になり、まさに感覚の敏感期を迎え、
色々なモンテ教室を体験にいきました。(2019年3月現在で体験した教室は5つ)モンテッソーリの幼児教室と一口でいっても様々な教室があるなと体感しましたw
そんな実体験と、コンサル時代は専門学校や大学にアドバイスするチームにいたこともあるので、マーケティング的視点も加えながら…後悔しない!失敗しない!モンテッソーリ幼児教室の選び方について注意点やポイントをまとめたいと思います。
これから教室を選ぶ方の参考になれば幸いです。
注)この情報は2019年3月現在の情報です。
選び方の3つの注意点
1)先生の質
2)環境設定
3)親が通いやすいか
がモンテッソーリの幼児教室の選び方で気をつけてみていきたいポイントです。
では、詳しくみていきましょう。
ポイント1:先生の質
教える講師の質により、モンテッソーリ 教育が子ども達に浸透するかどうかが決まる!
私の考える講師の質は
①保持している資格の種類
②指導力(経歴、経験年数は?)
③人柄=熱意や誠意があるか?
です。
1:保持している資格をチェック!
まず、資格の種類ですが、モンテッソーリ教師と名乗るのは、
なので、モンテッソーリ の幼児教室を選ぶ際には、
モンテッソーリの教師の資格に関しては別記事で詳細をまとめたいと思いますが、資格取得の難易度や内容、そして実績を考慮すると以下の3つの協会の認定資格がメジャーな資格となっています。
1)国際モンテッソーリ協会:モンテッソーリ女史直系の協会、国際的に通用する資格
2)日本モンテッソーリ協会:国際モンテッソーリ協会から分かれた、日本国内で通用する資格
3)日本モンテッソーリ教育綜合研究所:研究所オリジナルの資格
取得の難易度も番号順に高いと考えてもらって良いと思います。
以上の3つがメジャーではありますが、どれももちろん弁護士のような法的な資格ではなく、あくまで民間の団体により認定された資格です。ですので、現在、モンテッソーリ教育への関心が高まっていて、様々な団体が設立され、そこが認定したモンテッソーリ○○資格といった資格が増えてきています。
知っておこう!資格ビジネスについて
ちなみに、コンサル時代の経験から言いますと、こうした協会を立ち上げて、その協会が認定する資格を発行しているのは資格ビジネスと言って、在庫などの仕入れが発生せずにほぼ人件費のみで成り立つことから、やらしい言い方をすると「儲かるビジネス」として存在しております。
教育理念を浸透させたいと立派な理念をお持ちで、協会を立ち上げていらっしゃる方もたくさんおられますが、単に儲かるからという理由で理念そっちのけで異業種から参入なさっておられる例もなきにしもあらずでした・・・。良い悪いは別として、●○法人の裏側にはこうした事情もあるということをママ・パパ達は知っておいて良いと思います。
もちろん、その他の資格でも、経験や研鑽を積まれたすばらしい先生はおられます。ですので、資格という明確な基準では推し量れない「先生の指導力」を体験授業で確認されることをおすすめいたします。
2:先生の指導力:どのレベルの先生を求めるか?
また、ご家庭でのモンテッソーリへの取り組み具合によっても、もとめる先生のレベルは違います。特に、おうちモンテをある程度やっているご家庭では、
私なんかは、
3:先生の人柄は?誠実さや熱意はあるか?
教室経営は、オーナー先生のキャラが色濃くでてきます。コンサル時代に実感していたことです。なので、オーナー先生がどういう方なのか?人柄に誠実さや熱意があるのか?という点は要チェックです。
んんん?と思った某モンテ教室の体験談
私がこの記事を書くきっかけにもなった事件です。事件って大げさかもですが、いや、当時の私からしたら事件だったな・・・w
大阪にある某モンテ幼児教室への体験を申し込んだのが2016年の年末でした。評判や口コミが一切なかったのと、出来たばかりのお教室ということで、とりあえず、体験しにいったんです。
一応、体験ということで申し込んだのですが・・・う〜んと、正直、びっくりしたのですが、新米教師の方の実験台?のような感じに扱われました・・・。そして、オーナーの先生は奥のほうに引っ込んでケータイをいじっていて、時々、私たちの様子を写メってる・・・という。
それでも、2016年末の当時はモンテッソーリ教材に初めて触れた私のテンションはマックスwで、あこがれのピンクタワーだ〜!ってしげしげと見ていると、おもむろにそのオーナー先生が、「やってみましょうか?」と。
え、見たいみたい!!と思いきや、我が息子は、がっつりお絵描き三昧中でして・・・^^;
ここで、一応モンテッソーリの原著もかじっている身としては、??と思ったのです。めちゃくちゃ違和感を覚えたんですね。
なぜかというと、モンテッソーリは、教具との出会いをとても大切にしているんですよね。安易に子どもと教具をふれあわさせないというか、タイミングをきちっと図って、子どもと教具を対面させるのです。
なので、全然興味を示さない息子に、なかば、大人都合でピンクタワーを見せようとする(ま、サービス精神といえばそうなんですが、)その精神に、あれ?本当にモンテッソーリ教育をしてくれるの?って疑問を感じてしまったんです・・・。
そこで代表のオーナー先生の経歴を確認すると、先ほどお伝えした講師の「質」という点に??と疑問符がつく資格取得の内容でした。
そして、指導してくださった先生(オーナーではない)がとても幼児に慣れているとは思えない指導力でして・・・正直、素人なんじゃないの?この先生?って思わずにいられなかったし、もっと「体験」というのだから、モンテッソーリ的な提示や声掛けを期待していました。
けれど実際は、素人に毛がはえたような、正直、モンテッソーリをかじったばかりの私でもできるような教え方、接し方・・・。しかもこれでお月謝が月1回で5000円程もする…。うーん、お月謝代をおうちモンテ教材費として使って、毎日おうちで触れられた方が良いかも・・・と思ってしまいました。
しかも、後でオーナーのブログみたら、勝手に写真がブログに使われてるし・・・。しかも、おもいっきし、体験じゃなく、認定講師研修をうけた方の実習がありました!って報告ブログだし・・・。
いやね、そうならそうで、先にそう告知して募集してもらえればいいのよ。実習を、さも、授業の体験だっていうていで募集してるのが体質的に問題かなと感じました。
何より、身重の身で1歳児を連れて、電車を乗り継いで片道40分かけて、雨の中ベビーカーを押しながら、期待に胸を膨らませて体験に臨んだのに・・・。実習の実験材料だったん?!なんやねんそれ・・・って、とっても悲しい気持ちになってしまいました。なので、教室のオーナーの雰囲気というか、人柄って本当に重要です!
ちなみに、我が家の子供達は2人とも1歳から七田式教室に通っていますが、こちらもFCなのでオーナー先生の人柄や雰囲気が各教室に色濃く反映されています。コンサル時代も、学校経営って本当にその経営者の人柄が反映されているな〜って感じることが多々ありました。
なので、教室を選ぶ際は、しっかりオーナー先生の人柄や考え方を知ってから入会するのが、モンテ教室に限らず大事だなと実感しています。
モンテッソーリ教育は、日本では幼稚園までになってしまい、非常に残念ではあります。海外のように小学校教育ももっと幅を広げて欲しい。ですが、幼稚園の6歳までのモンテッソーリ教育だけでも、その後の人格形成や思考形成においてかなり影響しています。
↑モンテッソーリ教育がいかに脳に影響を与えるのか?なぜ、モンテッソーリマフィアと呼ばれるような人材輩出教育と言われているのかがよくわかる良著。
って話が逸れました!
ポイント2:環境設定
環境設定でチェックすべきポイントは
1)子供サイズかどうか?
2)教具棚が年齢別に整頓されているか?
3)少人数かどうか?
です。
子供サイズで手洗い場や、鏡などの環境を設定されているお教室が、モンテッソーリ女史がめざした「こどものいえ」の有るべき姿です。大人でもいきなり巨人の家に住めと言われると、巨人サイズのトイレや巨人サイズの生活用具だと困りますよね。実は、子供が大人の生活空間に住むのはそれ程の困難を極めるものなのです。
なので、しっかりした教室ですと、トイレや水回りまでリフォームして子供サイズに作られていたりします。
また、教具棚に、日常生活の練習などの教具と、算数教育などの高度な教具が混在していないか?教具がしっかり整理整頓できているかなどもチェックポイントです。
そして、できれば、1クラス3〜4名の少人数クラスであると、先生の目が行き届きやすいです。6〜7人クラスになっていくと、どうしても見きれない子供が出てきたり、敏感期に適切な提示ができずにただ自由に遊ぶクラスになりがちなような気がします。(これは5つの教室を見に行って、実際に6〜7名のクラスと少人数クラスを比較して感じたことです)
ポイント3:親へのフォローがあるか
これはモンテ教室選びだけでなく、習い事の選び方ですねw
1)振替授業があるか
2)親向けのアドバイスがあるか
といった点で、親が安心して通える教室だとなお良いと思います。振替授業ができないという教室もあったりするので、入室前にこの点は必ずチェック!w
そして、親が気軽に先生に相談できる体制があるのか?といったところも見ておきましょう。なかには、ラインでいつでも相談してね!という先生もおられましたし、先生による親向け講座が定期的に開催されている教室もあります。
幼児教育って、実は親の教育なのではないか?と感じるほど、実は、おうちでの過ごし方、親の態度ってとても重要だと感じています。なので、幼児教室にかようメリットを最大限に享受するためにも、親へのフォローが手厚いところですと、よりモンテッソーリ教育の効果を得る事ができると思います。
まとめ
以上、大阪で数少ないモンテッソーリの幼児教室の体験談をふまえて、幼児教室選びのポイントをまとめてみました。迷えるママたちにモンテッソーリの理念を知ってもらって、子育てって本当に楽しいってことを感じて欲しいなって思っています。
モンテ園に通えなくても、ママが最高の教師になれば、これ以上コスパの良い子育てって無いですしwまた、てんしのおうちを受講している成果や感想なども、アップしていきたいと思います。
以上、ゆうママでした!