慶応卒・元コンサルのゆうママが、おうちモンテ・おうち英語をお届けするママブログ

モンテッソーリ教育って一体なにが良いの?脳科学的観点からも絶賛されているその手法を徹底解説。

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2歳4歳のワンオペ育児中のアラサー。 激務コンサル会社を辞め、子育てマニアになるべく日々精進中。 慶応経済卒で学歴コンプを抱えつつ、子供が個性を最大限に生かすことができるよう、おうちモンテやおうち英語に取り組む。
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Google創業者やAmazon創業者など、有名企業家がモンテッソーリ教育出身者。

そんなモンテッソーリ教育が話題になっていますが、一体何が良いの?というのが正直なところ。

正直、モンテッソーリ教育を受けなくても、かしこい子供に育つのでは?と感じている方も多いと思います。そこで今回は、モンテッソーリ教育がなにに良いのか?脳科学的観点からも解説したいと思います。

モンテッソーリ教育の特徴とその影響

  • 「敏感期」教育である
  • 手先を使う「お仕事」を自己選択する
  • 「お仕事」は本人が満たされるまで続ける
  • 非常に考えられた教具
  • 高度な算数教育も、具体物から理解していく

というのが、モンテッソーリ教育の特徴です。そして、その特徴がモンテッソーリ教育が与えるメリットに直結しています。

敏感期教育・自己選択が自己肯定感を高める

敏感期とは、乳幼児期にあつ特定の事象に対して強い感受性が表れる、特定の時期のことを指します。例えば、2歳ころはイヤイヤ期と呼ばれていますが、これは様々な敏感期が表れる時期とも言えます。

様々な敏感期の例

秩序の敏感期・・・いつも同じ手順でものごとをすすめないと気が済まない。

運動の敏感期・・・ティッシュを出しまくるなど、手先を使うことの感受性が高い時期など、0~3歳ころにはたくさんの運動の敏感期がみられます。

数の敏感期・・・なんでも数えるという時期があります。また、100の次はなに?など、数えることに対しての好奇心にあふれたりします。

 

敏感期にある時には、このようなことは簡単に吸収しますが、敏感期を過ぎるとその感受性は消えてしまいます。

ですので、親にとっては非常に面倒ではありますが、子供がひたすら何かに没頭しているとき(大人にとっては悪戯に思えても)は今はどんな敏感期なのか?という視点で接してあげると、対応が広がります。

こうした、敏感期に、自己選択して、お仕事を何度も繰り返すことにより、子供の達成感=自己肯定感を高めるようです。

実際、モンテッソーリ施設でお仕事をたっぷりした息子は、とても穏やかになり、私の身支度を手伝ってくれたりと、心が非常に満たされている様子です。

手先を使うことで、脳が発達する

モンテッソーリ教育では、日常生活の練習として、はさみで切ったり、つまんだり、縫ったり・・・と非常に細やかな手作業を1歳過ぎから行います。

3指は突出した脳ともいわれるくらい、手先の器用さは能力に密接に結びついていることが知られています。

 

アルバロ・パスカル・レオーネ教授の実験
ピアノ練習によって、演奏に必要な指先に連動する脳の領域が非常に大きくなっていた

 

モンテッソーリ教育のお仕事は、切る、折る、縫う、貼るといった、三次元的な空間把握能力が必要で、かつ両手を連動して使う複雑な動きが必要です。電化製品が発達した現代社会では、なかなか意識しないとできない動きです。

お仕事により、ロジカルシンキングが育つ

モンテッソーリの教具は非常に考えられていて、お仕事の際には「分解」「分類」「比較」といったロジカルシンキングに必要不可欠な要素が含まれています。

お仕事を通じて、具体的に物事を把握し、分類したり、比較したりと、「批判的態度」が養われます。

自律し、集中できる力が身につく

子供たちは、自分の意志でお仕事を選び、満足するまでやるので、非常に集中して物事に取り組む姿勢が身に付きます。

また、個別行動がモンテッソーリ教育の基本なので、他人に影響されずに、堂々と自分の考えを持つことができるといわれています。これこそ、人間としての自律した姿なのではないでしょうか?

実際に、モンテッソーリで育ったAmazon創業者のジェフ・ベゾスは、集中力があまりに凄かったため、場所を移動させるのに机と椅子ごと彼を動かさないといけなかったという逸話があるほど。

 

学びに貪欲になる

モンテッソーリ教具は、教えるものではなく、子供が気付けるような仕組みが備わっています。子供たちは、学びは自分で発見するものだという意識が小さいころから身に付きます。その結果、一方的に先生から教えられることを良しとせず、自分で学びたいことを選び、自ら学んでいく子供が多いようです。

計画性が身に付く

モンテッソーリ教具を見てみると、その理路整然と用具が揃えられている点に驚かされます。

例えば、シール貼りのお仕事をするときは、ごみを捨てる容器までセットされて1つのお仕事になっているのです。

そんな環境でお仕事を積んできた子供たちは、自然に、自分が何がするときも、最後まで何が必要なのかを想像して動くことができるようです。

これが、計画的に、段取り良く動ける子供たちが多いという評価につながっているのでしょう。

まとめ

モンテッソーリ教育って話題だけど、実際のメリットをまとめた情報があまりなかったので、まとめてみました。

モンテッソーリ教育にはデメリットや批判もあります。

モンテッソーリ教育のおすすめ本はこちらです。

 

今回の記事で参考にしたのは、モンテ教育をされているママたちのブログや、こちらの書籍です。

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2歳4歳のワンオペ育児中のアラサー。 激務コンサル会社を辞め、子育てマニアになるべく日々精進中。 慶応経済卒で学歴コンプを抱えつつ、子供が個性を最大限に生かすことができるよう、おうちモンテやおうち英語に取り組む。
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