無水鍋で評判のビタクラフトを購入してみた!シリーズの違いやおすすめをレポートします
家族の健康を考えるときに、調味料も大事ですが、なにより調理器具も本当に大切なアイテムです。
今回は、無水鍋を初めて購入しよう!と思い立ち、ビタクラフトを選ぶまでの理由をまとめたいと思います。無水鍋も、有名なところでクリステルや日本製のものなど、たくさんあります。その中でなぜビタクラフトにしたのか?またビタクラフトでもどのシリーズのどのアイテムにしたのか?
これから、無水鍋を購入されるみなさまのお役に立てるように、紹介していきたいと思います。
そもそも、無水鍋って何がいいの?
テフロン加工って怖い…かもしれない
テフロン加工のフライパン、使っていませんか?私も取っ手のとれる某ブランドを愛用しておりました。でも、衝撃的な記事を発見したのです・・・
[blogcard url=”http://phytochemical.net/damages-of-dupont-teflon/”]まあそんな高温にはならないので、有害物質が料理に溶け出すなんてことはまず無いと思います。でも、金属のフライ返しなどを使っているうちに、テフロン加工が取れてきません?って、これとれたテフロン加工の部分を知らず知らずのうちに食べているのでは・・・と思ったんです。
調味料とか気をつけてて、調理器具は適当・・・とか駄目だな〜と感じ、楽天スーパーセールの時期という後押しもあり、脱テフロン加工!ということで、一生使える調理器具探しが始まりました。
無水鍋がいい!らしい
いろいろ調べるうちに、鉄素材のものは鉄分が摂取できていい、無水鍋は野菜の栄養を逃さないのでいいといった情報が。ただ、鉄素材のフライパンは1つ持っているので、無水鍋に興味がわきました。
無水鍋のメリットを挙げると・・・
- 熱伝導がすぐれている
- 保温性にすぐれている
- 料理の時短につながる(5分中火、その後保温効果だけで煮物が完成!したりする)
- 油をひかずに、具材そのものの水分で調理できる=栄養の高い料理ができる
- 野菜の甘み・旨味とより感じられる料理ができる
一方、デメリットは
- テフロン加工に慣れていると、不便に感じる
- コツをつかまないと、焦げ付きやすい
- 価格が高い(テフロンなどと比較して)
ということ。
ただ、磨くとピカピカになるので、何十年と愛用している方もいらっしゃるのが、テフロン加工などの消耗品アイテムと違うところです。
そう考えると、価格が高くても、10年使えばモトはとれるかと。ということで、一気に無水鍋化計画は難しいので、ちょこちょことお鍋・フライパンを良いものに変えていくことにしました。
無水鍋の代表的なブランド2つ
代表的なブランドでは、
- ビタクラフト
- クリステル
があります。
ビタクラフトはアメリカ生まれ。歴史は1939年に遡ります。ビタ(ミン)を逃さないクラフト(手作り)のお鍋という名前の由来どおり、2011年には酸化LDLを減少させるということが科学的に証明されました。
素材は、ステンレスとアルミを特殊加工で合わせています。アルミはアルツハイマーの原因になるとも言われているので、この点、安心して使えそうですね。
[blogcard url=”http://www.vitacraft.co.jp/proof/”]クリステルは、フランス生まれ。まず、デザインが違います。入れ子になり、取ってが取れるのでスタイリッシュ。ただ、お鍋だけのラインナップなので、フライパンがありません。また、ビタクラフトが全面重層構造なのに対して、クリステルは底面だけ重層構造です。
なので、ビタクラフトに比べ、軽いというメリットとやや熱伝導が悪いというデメリットがあります。
なぜビタクラフトにしたのか?
クリステルのスタイリッシュな見た目・収納性にとっても惹かれつつ、結局悩みに悩んでビタクラフトにしました・・・
ビタクラフトのデメリットをクリアできるか!?
ビタクラフトのデメリットとしては、
- やや重(が、ルクルーゼほどでは無い)
- 収納がかさばる(取っ手取れないし…)
一部のシリーズでは取っ手が取れるタイプがあるようですが、基本的に取っ手は取れない=収納スペースの確保が重要です。また、今使っているテフロンより、重いのが難点・・・でした。
けれども、中華鍋みたいに持ってフリフリして調理する・・・なんて今までほぼしたことない。持ち上げるのは、洗うときとしまうとき・・・くらいだなと。なので、重いってのはクリア。
そして、収納がかさばる点も、今の手持ちの調理器具の断捨離で、収納スペースを確保したのでクリア。
クリステルは何がいいのか?
クリステルはやっぱりおフランスな香りのデザインが魅力的・・・そして軽いという点も魅力的。けれども、熱伝導がビタクラフトに劣るのが残念なところ。私が調理器具に求めるポイントをクリアしていないので、泣く泣く諦めることに。
もちろん、収納スペースに余裕があれば、たくさん色んな調理器具を揃え、場面場面で使い分けとかしてみたい!ですが、マンション暮らしでなかなかそうは言ってられず・・・。
年をとって、重いモノが辛くなったらクリステルに変えよう!とクリステルへのあこがれを今だけ封印することにしました。
10年保証が最後の決め手!
なんといっても、ビタクラフトは10年保証がついています。これって、メーカーの自信の現れですよね。10年先も存在しているっていうのを堂々と公言できるのは、なかなかできません。(前職でメーカーさんと仕事をしていたから、このへんよく分かります)
10年保証ってのが最後の後押しになり、ビタクラフトに決めました〜!
ビタクラフトのシリーズの違いは?
ホームページを見ると、めっちゃいろいろなシリーズがあって、よく分からない!だんだん同じに見えてくるし・・・。って調べると、実際、何層構造か・デザイン・生産国の違いだけだったみたい。
基本的には5層、6層、9層の3タイプ
構造が何層かによって、また製造国がどこかによってシリーズが分かれています。デザインももちろん違うのですが、素人目にはそこまで違いがわかりませんでした。
人気なのは、ウルトラという9層タイプのもの。これはシリーズ最高峰モデルなのでお値段が張るシリーズでもあります。5層タイプのものと比較すると、熱伝導率が10%ほど違うそうです。その10%の違いにお値段以上の価値を感じるかどうかですね。
あとは、6層タイプのものもあり、最近リニューアルされたようです。
9層と5層が10%の差なので、6層と5層とではそこまで違いが無いのでは?という印象ですね。
ま、メーカーも売り上げ上げるために、5層のスタンダードタイプの購入層に、好付加価値シリーズを売り込んでいかないとですもんね。
9層ウルトラは高いけど・・・じゃあ6層はそれよりお手頃だしどうっすか?ってな感じでしょう。(すみません、前職でメーカーのマーケティングとかやってたので、こんな穿った考えで見ちゃってます)
生産国の違いも価格に反映
また、生産国がアメリカ本国であればお値段が高くなり、ニューヨークシリーズなどお手頃価格のシリーズは生産国がベトナムになるので安くなっています。
ベトナムが生産国でも、製造監督はアメリカ本国がしっかり監督していると思うので、品質にそこまで差がでるとは思えません。
予算に合うシリーズをいろいろと選べるので、ニューヨークシリーズなどは本当にありがたいシリーズです。
デザインの違い
あとは、デザインが少しづつ違っています・・・ってずっとHPとにらめっこしていた私は、デザインの違いがなんだか分からなくなってしまいましたが。
唯一違いがわかったのは、取っ手ががっちりついているデザイン(樹脂)、ついていないスタイリッシュなデザイン(オールステンレス)があるということ。やはり、オールステンレスタイプはスタイリッシュ。とってもオシャレですが、その分、熱が伝わりやすいので素手で持つのが難しくなるよう。
両手鍋とかなら良いかもしれませんが、手で持つ機会の多い片手鍋などは、やっぱり取っ手つきのものが便利かと。使用用途にあわせて、シリーズを変えてもいいかもしれないですね。
定番シリーズと売り切りシリーズ
ウルトラとスーパーファイブの2つのシリーズはビタクラフトの定番中の定番。百貨店などで取り扱っているのもこのシリーズが中心。
その他のシリーズは売り切り次第廃盤となる可能性も高く、修理のときに取っ手の部品が無かったりする可能性があります。なので、なが〜く一生使うつもりなのであれば、ウルトラかスーパーファイブを購入しておくと安心かもしれません。ま、予算との兼ね合いですが。
どのアイテムが初心者向き?
まずは片手鍋から入ってみては?
たくさんアイテムがあり、全部揃えたい衝動にかられますが、まず取り入れやすいのは片手鍋かと。お味噌汁を作ったり、ちょっとした煮物に使える万能サイズ。お値段も、1万円程度なのでお手頃ですし。
私が購入したときは食育キャンペーンということで、ニューヨークシリーズが50%オフになっていました!初めてのビタクラフトということで、ニューヨークの17センチ片手鍋をゲット。お味噌汁でも、お野菜が甘くて美味しくて旦那さんも大満足な感じ、買って良かったな〜と。
あとは、青菜のおひたしを作るときに、無水で3分ほどでパパッと調理できちゃうので、もう一品欲しい!ってときにめちゃ便利。ゆでると栄養が逃げちゃいますし、まさにビタクラフトの真骨頂が体現できます。
※炊飯もらくらく10分もかからず可能です!
[blogcard url=”http://mamanavi.net/vitacraft-suihan/”]これはアリゾナシリーズですが、この17センチサイズは2〜3人分のお味噌汁作りやぱっと饂飩を作るときなど、使いやすくておすすめ。
マルチパンも使いやすい!
私は、フライパンとして使うためにマルチパン25センチを購入しました。というのも、調理器具を断捨離したときに、フライパンの出番がめちゃ多かったから。
思い返せば、フライパンで肉を焼く、炒め物、煮物、蒸し料理をしていました。メイン料理って1食で1つしか作らないし、お鍋とこのマルチパンだけ持っていれば、調理器具が事足りるかも・・・。しかも冬場は、卓上鍋としても使えるし、来客時はパエリア鍋としても使えてオシャレ!
ということで、片手鍋17センチとセットで、マルチパンをポチりました。アマゾンが一番安かったですが、スーパーセールで20円ほど楽天さんが安かったです。
購入した25センチマルチパンで、お肉の蒸し焼きやハリハリ焼き、トマトソースを作ってパスタ・・・など本当にマルチに活躍してくれています。冬場はそのままお鍋もできますし。卵を使った料理は、油をひいていてもこびりつきました。でも洗うとさっと取れるのでノンストレス。
鍋底の焦げ付きは、重曹でこすり洗いをすればすっきりピカピカに戻ります。重曹を使ったお掃除は、エコだし、なにより安心だし、本当に便利です。それに2キロ買っても1,000円しないとかで、1年は持つし…。経済的すぎます。って話がずれましたね。お掃除についてはこちらの記事にまとめてます。
まとめ
以上、無水鍋の王様ビタクラフト選びの理由をまとめてみました。シリーズの違いなど、初心者の私が分からなくて困ったことを中心に紹介しました。
まず、手持ちの調理器具をずらっと出して並べてみると、要らないものが出てくるはず!それに、たくさん持っていても結局コンロが3つしかないので、使いこなせないですしね。
良いモノを厳選して、お手入れしながら、長年使い込んでいく。ビタクラフトのお鍋は、大事に使って、息子のお嫁さんに引き継いでもらえるようにしたいな〜なんて妄想しています。ぜひ、ビタクラフトで美味しい食事をどんどん作っていきましょう〜!
以上、ゆうママでした!
ビタクラフトを使いこなそう!!
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