【イヤイヤ期】モンテ的視点を持てば、ママも子供ももっと笑顔にラクになる!
おうちモンテをスタートしたいけど、なにからスタートすれば・・・?
私は、イヤイヤ期もモンテ的視点を持っていたことで、かなり楽しく過ごせたなと感じています。子供の見方が変わることで、ママも子供もラクになる!そんな素敵なモンテッソーリ的視点のコツをお伝えします。
モンテッソーリ的視点を持とう!
子どものいたずら?は敏感期のサイン
- ティッシュをひたすら出す
- かたっぱしから引き出しをあける
- ずっと手を洗っている・・・
これってイタズラ??…たしかに、大人にとっては、意味の無い行為かも。
子どもにとっては、手や指先の筋肉を使いたい!たくさんの動きを習得したい!という学習意欲の表れなんです。
そして、子どもには敏感期があり、その時期を逃すと、後でもちろん習得できますがすんなりとはい
6歳までの黄金期に、しっかり子どもを観察し、子どもの敏感期に合った「環境」作りでサポートしよう
イヤイヤ期を乗り越える
イヤイヤ期を乗り越えることができたのは、徹底して子供の自立を促すように環境を整えたからでした。イヤイヤ期は、自分でしたい!決めたい!でも、自分で出来ない…という子供の葛藤期のようなもの。
モンテ的よき親とは?
モンテッソーリは、教師の心得として以下の12条を挙げています。その中で、おうちでママが取り組めやすい心得だけを抜粋・かみ砕いて説明しておきます。
私は、この視点どおりにすべてができたわけではありません。でも、この視点があったから、俯瞰的になれてイヤイヤ期も楽しめたと感じています。
以下は「おかあさんのモンテッソーリ」(サンパウロ/著:野村 緑)から引用しました。
1 環境に心を配りなさい
環境を整え、間接的に子供を導くことが重要です。子供ができない場合は、環境に原因があることが多いです。
2 教具や物の取り扱い方を明快に正確に示しなさい
教具の取り扱いかたをママはきちんと練習しておき、そのやり方を分かりやすく子供に提示してあげましょう。
3 子供が仕事に集中しているときは邪魔しない
子供が教具に触れるまでは積極的にかかわることが大事だが、子供が仕事に集中したら、親はそっと気配を消すくらいがちょうどいい。
→イヤイヤ期では、まだ未就園児だったのでとことん時間制約を設けずに子供の興味に付き合いました。
4 助けの必要なこどもを見逃さないよう 観察する
子供が自分でできた!という喜びを大人の代行によって奪ってはいけません。しかし、助けが必要であれば、タイミングは逃してはいけません。
→急いでいるからといって、洋服を自分で着る!という2歳児を急かすとイヤイヤモードにスイッチが…。なので、子供のペースで考えてかなりゆったりと時間を計画していました。
5 呼ばれたらすぐに駆け付ける
子供が呼んだときはすぐにかけつければ2~3分ですむ。しかし、それを怠ると、30分かけても挽回できない。
→もうどんな時も呼ばれたら「はい!喜んで!!」と居酒屋風に対応していました。母は奴隷ですw
6 子供の言葉を傾聴する
子供に呼ばれ、子供が言った言葉をしっかりと聞く。言葉の裏にある要求もくみ取る。
→2歳児はまだ言語化能力が不安定なので、ここはノンバーバルな部分をしっかりくみ取りたいところ。
7 子供の仕事を尊重する
子供が自分で選んで集中している時に、大人の一方的な都合で中断させない。質問したり、やり方を修正するのもNG.
→やっぱり、母は奴隷ですwってくらい、子供のペースに合わせていました。食事も、集中していることが優先でした。
8 子供の間違いを直接訂正しない
子供は、大人が思っているよりプライドが高い。なので直接的に間違いを正すのではなく、子供自身が気付かせるように。また、間違うことで学んでいくのだから、間違いも見守る姿勢が大切。
9 休息している子供を尊重する
仕事を無理強いしない。子供のペースがあるので、それを見守る。
10 子供を安っぽい言葉でほめない
仕事に集中し、自分でおわらせた子供は達成感に満ち溢れます。そんな子供たちを静かにみとめ、安っぽい言葉で褒めない。
→達成できたら、ハイタッチ!v( ̄Д ̄)と笑顔で見守るだけ。それだけで子供は満たされます。
モンテの鉄則
- お仕事は親が与えるのではなく、子どもが選ぶ。
- 子供の集中を邪魔しない!
- 口を出して誤りを正すのは避けましょう
- 何をするときも最初に提示してあげる
以上の鉄則が、Google創業者などのクリエイティブな人材を創出する要因となっているようです。
誤りを正さないとは・・・
子供が明らかに間違ったやり方をしていたとしても、直接的に正すことは子供のプライドにかかわります。
基本的に、モンテッソーリの教具は、誤りは教具が教えてくれます。なので、子供は自分で間違いに気づくことができます。
やり方を提示する
提示を見た後に、子どもは自分でその動作を再現します。子供ができなければ、道具があっていないか提示が悪い可能性があります。
子供とママの変化
以上のようなモンテ的視点を持つことで、私自身は子供の見方が変わりました。
子供が何に興味があるのか?何がしたいのか?を観察するようになったからです。その結果、イヤイヤも軽減されたように思います。
なにより、子供が自分で色々とできるようになり、生き生きとしている様子に日々元気をもらっています。そして、子供の自己成長力ってすごいなと…。
イヤイヤもそんな達観した目線でとらえられるようになり、かなりストレスは軽減されました。
イヤイヤ期が楽しみになる
モンテッソーリは妊娠時期から勉強していたので、イヤイヤ期=自立期が本当に楽しみでした。
はやく、自分でやりたい!って癇癪起こさないかな?敏感期こないかな?ティッシュ出しまくらないかな・・・って。
そんなママになれたのは確実にモンテ的視点を知っていたからだと思います。どうせやってくるイヤイヤ期。ならば、楽しんで一緒に成長できたらいいなーって。
以上、イヤイヤ期を乗り越えるためのモンテ視点についてでした。参考になれば!