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【書評】子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気:がくれた勇気

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2歳4歳のワンオペ育児中のアラサー。 激務コンサル会社を辞め、子育てマニアになるべく日々精進中。 慶応経済卒で学歴コンプを抱えつつ、子供が個性を最大限に生かすことができるよう、おうちモンテやおうち英語に取り組む。
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ちまたで話題のアドラー心理学。

子育てにアドラー心理学を応用すると・・・?という内容でまとめた本です。

感想と備忘録のメモとしてまとめていきたいと思います。

 

アドラー心理学の第一人者が考える子育て論

著者はアドラー心理学の第一人者である岸見一郎先生。

 

だと説いています。

叱らないほめない子育て

叱らないのはよく言われることですが、ほめないというのは斬新!

でも、私もあまり褒めないようにしてます・・・。

 

だって、褒められるためにやるようになるのは困るから。

この本にも書いてありました。

褒められなければ頑張らない子ではこまります

子どもがいい成績をとってきたら、どうしますか?

ここで、安易に褒めてしまうと、親に褒められるために勉強を頑張る・・・ということにもなりかねません。

 

勉強って、そもそも、自分のために、自分が楽しいからやるわけで。

 

親の顔色をうかがいながら勉強するって・・・

なんかちがう!!

 

親は、子どもの好奇心を刺激するキッカケと、

勉強のやり方を見せてあげて、

勉強できる環境を整えてあげる。

それだけで良いと思います。

 

って、自分の子どもが勉強しなかったら、ガミガミ言っちゃいそうだな〜わたし・・・。

でも、困るのはあくまで子ども。

親のために勉強するのではない!

そう筆者は説いています。

 

静かにしてくれてありがとう

例えば、電車で静かにしていたときに、褒めるとしましょう。

筆者は、このときに褒めることの問題点として下記2点を挙げています。

  1. 褒められないとしなくなる
  2. 褒められても嬉しくはない

1に関しては、前述した通りですが、2の視点は新鮮でした!

たしかに、静かにしていて、その事を褒めるというのは、

明らかに子どもを下に見ている表現だということ。

子どもだから・・・と舐めているってこと。

 

私自身、息子に大人の事情に付き合ってもらう場合は、

「今日はお母さんの用事に付き合ってくれて、ありがとう」

「さっきは、静かにしてくれてありがとう」

と言うようにしています。

 

筆者も、子どもが静かにしていたときは、褒めるのではなく、

「静かにしてくれてありがとう」

ということで、子どもを対等に評価しては?と提案しています。

 

静かにしていれば、貢献できるといことを覚えれば、

自然と、そうした行動が身に付くようになる・・・そう。

 

うん、これは、腹落ちしました。

 

勉強ができる子、できない子

合格してもその子の将来が約束されるわけではありません

うん、至極当然な意見ですよね。

 

まして、今の子ども達が大人になるころには、

人工知能が発達し、

人間の仕事が無くなっているかもしれませんし。

 

私自身、世間でいうところの、良い中学、良い高校、良い大学に通ってきました。

でも、良い学校に入ることが目的になってしまうのは違うなと感じます。

学校という教育機関は、あくまでなりたい夢を叶えるための手段だということ。

ここはブレないようにしていきたいと思ってます。

 

家族の一員として協力することが大切

たとえ受験生であっても、家の手伝いをするとかは大前提!と筆者は説いています。

 

・・・これね、確かにそうです。

 

でも、私が通っていた学校は、若干、特進クラスは優遇されていたように感じます。。。

特別にクーラー付きの環境だったり、掃除に参加しなくていい・・・とか。

そうした優遇処置がある学校って、結構あるみたいです。

 

勉強さえ出来れば、多少のマナーの悪さも見過ごされる・・・

なんていうのは、教育上よくないな〜って今になって思います。

 

自分の子どもたちには、勉強以上に大事なことを身を以て伝えていきたいなって改めて感じました。

 

まとめ

さらっと読んでしまった本ですが、

いまいち、アドラー心理学を使った子育て論というより、結構一般的な子育て論な感じがしました。

 

「子どもの課題に親が介入しない」

というのがアドラー心理学的子育ての根幹のようです。

 

課題を切り分けて考えるということが、アドラー流のポイントのよう。

う〜ん、親業のほうが、このあたりの課題の考え方が分かりやすかったように思います。

 

もう少し、アドラー心理学について勉強してから読み返したいと思います。

 

以上、参考になれば!

ゆうままでした。

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