一歳半検診ってどんな内容?発達が疑われる場合はこんな時!
今回は一才半検診の内容や、検診で要観察になってしまう場合などをまとめました。
評価基準の無い子育てにおいて、検診項目はひとつの目安になるかもしれません。
一才半検診って何?
そもそも、一才半検診って何のために行われるのでしょうか?
子供の心と体の発達具合を調べる検診だそう。
自閉症や発達障害などの早期発見としても役立つようです。
検診の項目
検診前に住民票のある住所に問診票等が送られてきます。
問診票には予め記入して、検診当日持参しましょう。
- 予防接種に関して
- 目・耳で気になる事
- 発達歴
- 行動や理解
- 子育てについて
- 栄養・歯科について
という項目がありました。以下、詳しくみていきます。
予防接種に関して
小児用肺炎球菌や四種混合など、国の定期接種になっている予防接種に関して受けているのか聞かれます。
我が家は必要以上の予防接種は受けない方針なので、どう答えようかな・・・
耳・目に関して
目の動きや、返事をしても振り向かないなど、耳や目に関して気になることについて聞かれます。
発達歴
首のすわりやおすわり、ハイハイ、歩き始め、人見知りの時期について具体的に聞かれます。
母子手帳などにマメにメモしておいたので、役に立ちました。
行動・理解
- 「〜を取って」など簡単な言いつけを理解し、行動できる
- よく知っているもので「●●はどれ?」と聞くと指差して答える
- 意味のある言葉を言う。自分から話す言葉を具体的に書く
- 一人歩きができる
- 片手を支えられて階段をのぼることができる
- 名前を呼ぶと振り向く
- 「ちょうだい」というと手渡そうとする
- 他の子供に関心を示す
- 大人の真似をして電話をかけるフリなどする
- 小さい物をつまんで出し入れする
- 鉛筆などを持つと殴り書きをする
- 積み木など3つ以上積み重ねる
- 水や砂などを容器を移し替えて遊ぶ
- 飲み物をコップで飲む
- 自分でスプーンなどを持って食べたがる
- トイレットトレーニングをはじめている
- 食べ物以外のものを口に入れなくなった
以上の項目が聞かれました。
子育てに関して
気軽に手伝ってくれる人はいるか?テレビなどを何時間見せているか?
遊び相手になっているかなど、母親の子育て状況が詳しく聞かれました。
1日の生活パターン(起床、ご飯、遊び、就寝)を書く項目もあります。
栄養・歯科に関して
離乳食はよく食べるか?おやつの有無など。
また、卒乳はしているか?子供の歯磨きはどの頻度でしているか?など聞かれました。
東大阪市一歳6ヶ月検診の流れ
東大阪市では1歳6ヶ月になる月の後半に、手紙が送られてきます。
そして、実際に検診を受けるのは1歳7ヶ月頃になります。
流れとしては、
- 体重・身長測定
- 医師による診断
- 歯科医による虫歯チェック
- 保健師による歯磨きアドバイス
- 保健師による発達診断テスト、その後育児相談
となります。
発達診断テストでは、
- 3つの積み木がつめるか
- 積み木を指示通りに片付けられるか
- 絵を見て指差しできるか
をみられました。
息子とは普段から、絵本などを見せて指差し練習をしていたのでほぼ出来ました。
積み木も、指先訓練としていろいろとお家や七田の教室でもやっているので、楽しそうに積み上げていました。
また、発語が遅いのが気になると相談したところ、1歳半では3〜4語意味のある言葉が出ていれば十分だそうです。保育園に行っていませんが、意味のある発語は20ほど出てきていましたので、その調子で大丈夫ですよとアドバイスされました。
要観察になる場合
発語が全くない、指差しをしない、バイバイと手を振らない
などの場合は、発達障害や自閉症の疑いがあるとして要観察になる場合があるようです。
ただし、発語が全くない子供も2歳を過ぎるころにはびっくりするほどおしゃべりになる場合などもありますし、緊張して普段できていることが出来ない子供もいます。
要観察がつくと、母として失格なのかな?なんて悩んでしまいそうですが、子供にはその子なりの成長がありますので、焦らずにしっかりと目の前の子供を見てあげることが大事なんだと思います。
まとめ
以上、一才半検診の内容のまとめでした。
育児って仕事と違って具体的な結果がすぐにあらわれません。
けれど、毎日語りかけていたり、指先の練習をしていたり、小さな積み重ねが結果として出てき始めていることを実感しました。
1つのバロメーターとして、検診の結果を受け止めて、日々の息子との暮らしを大切にしていきたいと思います。
以上、ゆうままでした!