2歳4歳で伊賀モクモク手作りファームを200%満喫する方法
先日1泊2日で、三重県伊賀にあるモクモク手作りファームさんに行ってきました。第六次産業の観光化のモデル事例としても有名なこのモクモクファームさん。
経営面としても非常に考えられている施設で、前職時代のコンサル目線で思わずうなってしまう工夫満載でしたw
ちょっと使いづらいHPだったり、口コミもまとまっているものが少なく、赤ちゃん連れが事前に情報収集しづらかったので、今回はモクモクファームを200%楽しむ方法としてまとめてみたいと思います。
情報は2019年7月現在のものですので、内容が変更になったりしている場合もあるので、詳細はモクモクファームさんまでお問い合わせくださいませね。
では、いってみましょう。
モクモク手作りファームとは
1次産業である農業や畜産業を体感しつつ、園内で手作りされた食品を楽しみ、自然のなかでおもいっきり遊ぶことができる手作り感満載のアナログテーマパークです。
テーマパークというと、人工的な乗り物やパレードなどが思い浮かびますが、ここモクモクファームでのイベントは、「かぶとむしのバトル大会」や名物「ミニブタのレース」など。
2012年頃訪れた際には、相撲大会が行われていて、これが大人も子供も本気で勝ちにこだわる相撲大会でして、かなり盛り上がったんですよね。字面だけ読むと、そんなのが面白いの?って思うんですけど、アナログすぎて、逆に今はなかなか大人が本気で子供と相撲する場面なんて無くって、大会は熱気にあふれていましたw
乗り物はありませんが、園内には「ザリガニ釣り」の出来る池があったり、思いっきりどろんこになれる「じゃぶじゃぶ池」や自分でこいでいく「いかだ」があったりと、子供達が1日中いても飽きない場所が盛りだくさん。
実際に、4歳の息子はザリガニ釣りにハマって、ガラガラに空いていたこともあり20分以上熱中し、移動の時間になってもまだまだ離れる気配がないくらい楽しんでいました。
1泊で遊び尽くすプラン
宿泊すると朝のひとしごとが出来る!
今回私たちは1泊2日の行程で訪れました。宿泊すると、なんといっても朝のひとしごとができるのが大きな特典です。
朝の一仕事とは、6時半ころから30分〜60分くらいで、牛の乳搾りや藍染めなど、牧場のお仕事をお手伝いすることができるというものです。
これが、チェックイン順での先着順で、それぞれの仕事で人数が決まっているので、お目当ての仕事がある場合は、15時のチェックインに間に合うように向かう事をお勧めします。
が、なんということでしょうか・・・まさかの寝坊wでせっかく15時チェックインして勝ち取った朝の一仕事・・・には行けなかったのですが、行けば朝から有意義に過ごせていたことでしょうwまたモクモクファームに行ってリベンジしようと思っています。
園内をざっくり把握
園内をざっくり把握しておきましょう。園内はそこまで広くはなく、2歳4歳連れだと1日で満喫するには少し広く感じました。1泊2日でゆったりめのスケジュールで、園内をほぼすべてまわって満喫することができました。
子供と一緒に楽しめるイベントとしては
1)手作り教室(ソーセージやアイスなど作って食べられます、出来れば事前予約がベスト)
2)常設の田舎風遊び(いかだボート、ザリガニ釣り、ハンモックの森など常設の遊び場)
3)季節のイベント(カブトムシレースや名物ミニブタレースなど、特別な日にしか開催されないイベントです。HPで事前にチェックしておくといいかも)
4)牛、羊などの動物とのふれあい(乳搾りなど当日予約制のものもあるので要注意です)
の3種類にざっと分けられます。
※赤い点線のエリアは入園料いらずで楽しめるエリアです。これがカフェもあるし、ソフトクリームや足湯も楽しめるしで、充実しておりました。
子連れですので、待ち時間が長かったりするものは避けたいなと思っていたので、事前予約ができる手作り教室と常設の遊び場を回りました。
牛や羊などの動物とのふれあいは、乳搾りなど数に限りがあるものがあり、しかもそれは当日予約でややこしいので参加しませんでした。ちなみに、乳搾りでいうと、予約の表は地図の右上にある「小さなのんびり学習牧場」という場所の受付に置いてありました。この学習牧場までの道のりがね、結構な坂なんですよね〜(ファーム内、かなり坂が多いので良い運動になります)ここにまず予約だけしにいって、それから戻って別の遊びをして・・・って2歳4歳連れにはきっついw
手際のいい旦那様がいてくれたら、ちゃちゃっと予約だけしてくださったり期待できるけども、我が家は個性的な旦那様ですので、そんなこと頼めないしwって話が逸れてしまいましたね。
普通に動物を見る分には予約も何もいりませんし、学習牧場というネーミングなだけあって、牛の舌の長さを体感できる模型があったり・・・
このように豚の視力を体感できたり、色々なところに工夫があります。
ウンチや餌の実物展示があったりと、わりかし小学校くらいまでしっかり楽しめますし、夏休みの自由研究にも発展させることができると思いました。
赤ちゃん連れ対応は?
ベビーフレンドリーかどうか?ってのが赤ちゃん連れには一番気になるところだと思うのですが、園内は階段が多いのですが、ちゃんとスロープがついていますし(遠回りになるんだけどねw)一応バリアフリーなので、ベビーカーで入園できました。
オムツ替えのスペースも、トイレにはありますし。授乳室もところどころにあります。
また、入園しなくても楽しめる温泉施設「野天もくもくの湯」があり、こちらはオムツの外れていない赤ちゃんも入浴可能とのことでした。ちなみに、足湯は無料で使用できます。
宿泊する場合は、宿泊者用駐車場から宿泊場所まで、年齢坂と呼ばれる、めちゃくちゃ急な坂道を歩かないといけません・・・。しかも、荷物を運んでくれるサービスとかないから、自力で、赤ちゃんとベビーカーと荷物を持っていかないといけないのよね・・・。お酒飲んじゃったから車で宿泊場所まで乗り入れられなかったのが悔やまれます。。。(乗り入れている車がいたので、おそらく宿泊場所まで乗り入れることはできると思われるので)
持ち物は?
歯ブラシやドライヤーなど最低限のアメニティはそろっていますが、ここはエコビレッジを目指しているので、寝間着は有料での貸し出しになっています。
ただ、ここの施設はすべて水は井戸水!なので、水筒にそのまま入れてごくごく冷たい井戸水を飲む事ができました!あと、各コテージで使用した電力量もフロントでわかるようになっていまして、エコを意識した生活に目覚めるきっかけになるかも。
ゴミもなるべく自分で分別して帰るような仕組みにしていて、必要最小限のもので宿泊するスタイルとなっています。
食べ物の持ち込みは、一応、手作りのお弁当以外不可となっていますので、園内施設を有効活用したいところ。
子連れに嬉しいなと思ったのは、無料で、「虫取り網」や「昔の遊びグッズ」などの貸し出しがあるところ。ただし、数に限りがあるので、余裕をもって15時〜16時頃にはチェックインしたいところです。
基本的にエコなスタイルですので、過剰なサービスや設備はないので、赤ちゃんグッズは自分で持っていくのが無難だと感じました。(オムツは2個で100円で販売されていましたがサイズは不明です)
宿泊するなら、会員になっておこう!
宿泊するなら、実質プラマイ0なのですがモクモクファームのネイチャークラブ会員になっておくことをおすすめします。
ネットから、クレジットカードで2000円の会費を支払って会員になることができます。
会員証が後日送られていますので、これを持ってファームでの買い物時に見せるとポイントがたまるし、コテージ宿泊費も20%割引になります。(この20%割引が2000円なので、会費と相殺されるかたちです)
食事や買い物でぼちぼちとポイントがたまるプラスαがあるので、時間に余裕があれば作っておくと良いとおもいます。(全国に5万人の会員がいるとかで、うまい仕組みですね〜)
ただ、宿泊当日に入会して20%割引が適応とはならないようなので、余裕をもって2週間前くらいに会員になっておくことをおすすめします。私は宿泊予約時に会員もネットで申し込みました。
入園料も無料になるようですよ。(もちろん宿泊者は会員じゃなくても無料です)
私たちの実際のプラン
13時頃到着・・・宿泊者用駐車場に入っていいとのことだったので、そちらにとめました。(事前にもらえる資料では、15時以降駐車可能とのことでしたが、空いていたらとめていいとのこと)
※宿泊者用Pから宿泊ビレッジまでのこの赤い線でたどっている坂道が、かなり急な坂道なのでした・・・!
〜14時40分・・・園内散策(切符売り場で、宿泊予定と伝えると入場券がもらえます)
ザリガニ釣りも満喫し、ソフトクリームとトマトカフェで軽食をいただきました。
トマトカフェはハンバーガーやサンドイッチがあり、11〜14時のランチタイムだとドリンクとサラダが付いてきました。バーガーは約1000円ほどでしたが、手作りパテでめちゃくちゃ美味しかったです!
他にも美味しそうなスイーツも・・・
あれ、これが900円くらいした名物トマトバーガーなのですが、ぜんぜんインスタ映え的なビジュアルじゃないですね・・・撮り方の問題か^^;
ポテトは最初からこの量でしたよw。揚げたてで美味しかったです。
入園してすぐ階段!ですが、ちゃんとベビーカー用にスロープあります。そしてベビーカーや車いすの貸し出しもありました。数に限りがあるので、昼頃には全て無くなっていました。
ザリガニ釣りは1人5分まで。この時はガラすきで、竿もかなり余っていたので時間オーバーして楽しんでしまいましたが、翌日、人が待っているときはタイマーでしっかり測って5分ほどで次の人に交代しました。
ほぼ、いれぐい状態でザリガニがつれました!もちろん、リリース。というか、ザリガニ達が釣られ慣れていて、自分で床板の隙間からリリースされにいくという始末・・・w
この写真のザリガニ君も、隙間からうんしょっと下の池に落下して自分でリリースしてましたw
ザリガニ釣りを満喫し、急いでチェックインしに宿泊ビレッジに向かいました。
15時5分・・・チェックイン。無事に朝のひとしごとの予約もできました!6時半からの牛の乳搾り!わくわくです。
16時・・・ファームに移動。16時からは、宿泊者用Pの横の坂道が通行できるので、この道を通ってファーム内に入ることができて近道でした。
きのこ農園は夏の期間はおやすみ。その横に、地図には無いのですがカブトムシの森があり、ただ16時までなのでもう閉まって入れないようになっていました・・・!残念!
基本的にモクモクファームは朝早くきて遊ぶのがベストだと感じました。16時頃までにはイベントなども終わってしまうので・・・。
そして、じゃぶじゃぶ池の横にあったもみがらの山でひたすら掘って掘って30分ほど遊びました。2人とも汗だくw。こういう何も無いけど、ひたすら掘れるとか、いいよね〜。まだまだ遊びたかったようですが、17時からのBBQに間に合わないので急いでBuuBuuハウスへ。
17時・・・夕飯。宿泊者であれば、BuuBuuハウスのBBQが予約できるので宿泊予約と一緒に夕食の予約をしておくことをおすすめします。ほぼ満席でした。
テーブルオーダービュッフェなので、子連れにはテーブルに持ってきてもらえて嬉しいサービス。和牛も食べられるというCコースにしましたが・・・うんと結論Aコースで全然満喫できたかなw
1200円ほどで、モクモクの地ビール飲み放題も頼めます。ビール美味しかった!
そして、流し素麺が18時半から行われ、とっても楽しめました^^
これは準備中に撮った写真。子供達、おおはしゃぎでした〜!
19時・・・お部屋にもどり、お風呂、就寝。
みんな疲れきって爆睡・・・そしてこれが翌朝の悲劇につながりますw
●2日目
6時25分・・・起床・・・!!!
時計を何度も見て愕然。朝の一仕事の待ち合わせ時間、6時25分にフロント〜!!!無理〜!!!まさかの寝坊!!!
疲れすぎて、私も20時から爆睡し、そのまま寝てしまったのでした・・。
牛の乳搾り、したかったな・・・。
朝食はバイキング。濃厚なミルクも飲み放題!ソーセージに、卵に・・・美味しかったです。
10時チェックアウトし入園。
10時半・・・アイスクリーム手作り教室。
※写真はHPより
3人分で予約しましたが、2歳でもいっちょまえに食べたので4人分で予約しておけば良かったかなw
ボールをくるくるとまわすだけで、とっても簡単にアイスができて、しかも濃厚でめちゃくちゃ美味しかった!約1時間の教室なので、手軽でおすすめです。
その後、学習牧場に行くと、なんと乳搾り体験の牛がまだ残っていて、お兄さんが乳搾りをしているところを見学できました!!!が、2歳児号泣wなので、朝のひとしごと行かなくて良かったかも^^;
11時半:再びザリガニ釣りへ・・・
昼間はザリガニ釣りは大盛況!混んでいたのでしっかりタイマーで5分計測して、次の人に譲る事ができました。しかしま、単純だけど1日中おれるな〜ザリガニ釣りって・・・。そしてすぐミニブタショーがスタートすると小耳にはさんだので、ザリガニ釣りの裏にあるショーステージに急ぎました。
やや覇気の薄めなイケメンおにいさんが、まったりと芸を見せてくれます。
滑り台をしたり、おまわりしたり・・・と芸自身は地味なものなのですが、お兄さんの絶妙なトークで子供ごころをくすぐるショーでした。
12時過ぎ:帰路に
ハンモックの森やいかだなど、まだ楽しめたのですが、主人が次の日の仕事のために早く帰りたいとのことだったので、早々と帰路につきました。
ハンモックの森は、涼しい木陰にあるのでとっても気持ち良さそうでした。
もっと楽しむために・・・
牧場に行くという事で、7月の我が家の絵本テーマは「牧場」。
子供達とこうしたお出かけに行く時には、事前に関連する絵本を借りるようにしています。
今回も牧場に関するたくさんの絵本を図書館で借り、しっかりと予習してから行きました。どの本もとてもおすすめだったので、これはまた別記事でまとめたいと思います。
読んでから参加したので、4歳息子は、牛さんはおっぱい4つあるんだよ!とか覚えたての知識と実物が合致してとても良かったなと。
宿泊ビレッジ
上記で書ききれなかったことを。宿泊ビレッジからファームまではバスが出ています。朝食時や夕食時に、バスを使う事ができます。
主人は朝の散歩がてら歩いて朝食会場まで向かっていましたが、2歳4歳連れだと日が暮れますからねw
宿泊するなら、夕食は農村料理の店もくもくは、私たちが食べたBuuBuuハウスの2択になるようです。
温泉、オムツはずれてない子供でも入れるらしいので、赤ちゃん連れにもいいですね^^
ま、爆睡しちゃったので入れず・・・ですが、またリベンジして行きたいな。
お部屋はキッズ対応ではなく、普通のお部屋に。直前で予約したのでキッズ対応の部屋は満員!キッズ対応の部屋だと、玄関も階段がないし、フロントから近いし、ベッドも段差が無いし、良い事づくし。ですが、普通のお部屋でも、2階のロフトに2つお布団が敷いてあったので、そちらで子供達と就寝できたので、大丈夫でした!
お風呂とトイレは、狭いビジネスホテルみたいな設備ですが、大浴場を利用すれば問題ないと思います。
ビレッジ内にはこのような森があって、朝6時頃から散策している方もいたり、ビレッジ内だけでも十分に楽しめる様子でした。
まとめ
以上、モクモクファームを子連れで200%楽しむ方法をまとめてみました。
息子の一番の思い出は、ザリガニ釣り!だったそうですw
主人は、ザリガニて・・・伊賀まで行かなくてもあるやんってぼやいておりましたがね。のんびり楽しむにはとっても良いところだったと思います。
以上、参考になれば!ゆうままでした。