乳児後期検診の項目はこれ!9〜10ヶ月で出来ることやお家での練習方法まとめ
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9〜10ヶ月頃に受診する、乳幼児後期検診。大阪市や東大阪市では一歳のお誕生日前までの受診が条件で、指定の小児科医のもとで受診できます。
検診項目は、普通に生活をしていればほぼクリアできる内容です。マンネリ化しやすい育児の中で、私は検診を1つの目安として、お家で遊びの中でいろいろな練習を取り入れていました。
後期検診の項目や、お家で検診に向けてできることなどをまとめています。
検診の項目
身体的な成長と、精神的な成長の2つが検査項目となっています。
身体的な成長(運動・姿勢)
- ズリバイをするか?
- ハイハイをするか?
- おすわりからハイハイができる?(その反対も)
- つかまり立ちができる?
- つたい歩きができる?
- 小さいものをつまめる?
- 器の中からモノを出せる?
- ババババー、マンマンなどの声を出す?
- 黒目の位置で気になることはあるか?
- 歯の生え方などで気になることはあるか?
精神的な成長(精神発達、社会性)
- バイバイなど人の身振りを真似するか?
- 「ちょうだい」と言うと渡すか?
- 「ダメ!」と言うと手を引っ込めて親の顔を見るか?
- 人見知りをしたことがあるか?
- 機嫌のいいときは一人遊びするか?
- 他の子供に興味を示すか?
- 後追いするか?
- 目が合うか?
- 呼びかけすると声の方向を見るか?
- あやすとよく笑うか?
- かんしゃくを起こしやすいか?
- 感覚刺激や環境の変化に敏感か?
- そっと近づき囁くと振り向くか?
といった項目が検査項目です。
神経学的発達の検査
- パラシュート反射
- ホッピング反射
が検査項目です。
パラシュート反射とは、赤ちゃんの両脇をかかえ、頭を倒したときに、赤ちゃんが手を広げて体を支えようとする姿勢がでるか?という反射を検査します。
ホッピング反射は、赤ちゃんを前後左右に倒したときに、赤ちゃんが姿勢を保とうと足を出すかどうか見ます。
検査方法
神経学的発達項目以外の項目は、受診票に保護者が記入して提出し、先生が検査の中で内容を確認するというかたちで進みました。
ライトを持って、左右に動かし視線が動くかどうか。ねずみの人形を渡して、手渡すかどうか。ハイハイの姿勢のチェックなどです。
パラシュート反射、ホッピング反射は先生が赤ちゃんを抱いて確認していました。
赤ちゃんの機嫌によっても、検査内容は変わると思います。息子は前半ご機嫌でしたが、後半機嫌が悪くなり、ねずみの人形は使われずじまいでした。
お家でできる遊びトレーニング
ちょうだい遊び
バイバイなどはよく使うので、自然と赤ちゃんも覚える機会が多いと思います。「ちょうだい」と言って「どうぞ」とモノを渡すのは、意識して毎日やっていました。
実際に大人がやっているところを見せて、赤ちゃんにもやってもらうのがスムーズかと。
ベビーサインでは、両手を重ねてトントンとするのが「ちょうだい」という意味です。ベビーサインでの「ちょうだい」もよく使って、見せていました。
意識して使いだしてから1ヶ月以内に、息子が9ヶ月頃には「ちょうだい」が出来るようになりました。
指先遊び
「つまむ」という行為はなかなか難しい行為です。小さなものを「つまんで」いるようで、実は、小さな手で「握って」いることがほとんどです。
ですので、最初、私がゆっくり親指と人差し指を使って、「つまんで」見せ、息子にもやってもらっていました。
スーパーで豆を購入し、3粒だけ出して、私の見ている前でつまんで容器に出し入れする遊びを1日1回していました。10ヶ月中頃には指でしっかりつまむことが出来るようになりました。
これくらいの大きさのお豆で実践していました。金時豆っていうんですね。
豆は食べてしまうと詰まってしまう可能性があるので、必ず目の届く範囲で遊ばせるようにしました。
ベビーサイン遊び
これは息子が7ヶ月頃から実践していましたが、ベビーサインは物事に名前があるということを認識させる練習にもなりました。1歳になった今は、おっぱいのサインで、あらゆる欲求を表現するようになりました・・・。
喉が渇いたとき、もっとご飯が欲しいとき・・・などのときにニギニギとおっぱいサインをしてくれます。赤ちゃんからの意思表示があると、育児にも張りがでて良かったです。
[blogcard url=”http://mamanavi.net/babysign/”]まとめ
後期検診の項目と、発達を促すおうち遊びでした。育児って、慣れてくると結構暇なんですよね。子供が2人だったり、双子だったり、年子だったり、夜泣きがひどかったり・・・というケースは、ママも大変です。
私の場合、1人だけですし、しかも寝付きは悪いですが、いったん寝ると結構まとまって寝てくれ、昼間も一人遊びもしてくれる育てやすい子。そうすると、結構時間が出来るのにびっくりしました。もっとママって自分の時間が無いと思っていたので…。で、日中何をしよう?と考えたときに、成長段階に応じたお家遊びを毎月実践しようと思いました。
他人と成長を比較すると苦しくなりますが、あくまで、息子の成長軸で見たときに、ゆっくりでもコツコツと出来る事が増えていくのは見ていて楽しいです。そして、やりがいがあります。
ぜひ、マンネリした育児の中に、発達に合わせたお家遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか。
以上、ゆうママでした!