【書評&まとめ】40のサインでわかる乳幼児の発達をよんで、プロはすごい!と思ったはなし
年末年始は、読みたい本をしこたま借りまくって読みまくっていました・・・。
その中でもずっと借りたかった本がこちら・・・
いやね、育児本には、5ヶ月で〜〜しましょうとかそういう目安はのっているのですが、
この本にはより詳細に、月齢とかではなく、その子の動作などで何ができるのか?ということが書かれているようなんです。
読みたくてしかたが無かったのですが、近隣図書館に保有がなく、申請を出していました。
数ヶ月かかって、申請が通ったようで、無事に図書館の本として借りる事ができました。
・・・ちょっと愚痴なのですが、東大阪市の育児に関する書籍って少ないんですよね。数が!
豊中市もよく利用していたのですが、
検索データベースで、同じ単語で検索して、出てくる書籍の数が2〜3倍違うときもあって・・・。
もちろん、豊中市が圧倒的に保有数が多いんです。
?そもそも豊中市の住民が多いからでは?って思いますよね。
いやいや、住民数、そこまで変わらず。
・・・東大阪よ・・・育児関連本、もっと増やして〜!!って思うゆうままです。
って話が逸れてしまいましたが、メモ程度に書いておいたことをシェアしたいと思います。
私がビビットきた項目だけ記載しているので、より詳しい内容を知りたい方はぜひ読んでみてくださいね!
食事のサイン
マが言えたら・・・
なるほどと思ったのは、マの発音がでたら、口を閉じられるサインなんです。なので、上唇でものをとりこめるってこと。
そして次に、「だ」という発音ができれば、もう1ステップあがって、下で上あごにこすりつけて食べ物をつぶせるサイン。
・・・なるほど!!!
離乳食を進める上で、かなり参考になるサインの見分け方です!すごいよこれ!離乳食のレシピ本にコレ掲載するべきですよ!!!
子どもが発するサインの観察ポイントを決めておく
食事のときは、唇をみるというテーマをもって観察することで、サインをキャッチできます。
なるほどなるほど。
ごめん、離乳食食べてくれるかだけ気になっていたので、これは目からうろこでした!
噛まない、丸呑みなどそれぞれが意味のあるサイン!
丸呑み、うちもよくしてました・・・
でもあえた固い物をたべさせて、噛ませようとしたりしてました・・・。
これ、逆効果だったんですね・・・。は〜無知って怖いです。
それぞれの発達段階に応じた対処をしていれば、こうした問題も解決されるみたい・・・。
課題解決のフローチャートが掲載されていたので、子どもの丸呑み問題に悩んでいるかたは必見かも。
スプーンの持ち方の変化は手指の発達のサイン!
手のひらでぎゅっと持つのが第一段階。
そして、親指でスプーンの柄を持てるようになるのが第二段階。
そして、最終的には、ペンのようにスプーンを持てるようになります。
これも、筋肉や手先の発達段階のサインなので、持ち方をしっかり観察する必要があります。
本当、第一子の時に知っておきたかった・・・!!w
ペングリップでスプーンをつかえたら、はしを始めるサイン
そして、ペンのようにスプーンをもてるようになって初めて、お箸の練習にうつります。
はしの練習はかなり個人差があるようで、2歳〜4歳まで幅広いようです。
遊びの中で手先の発達をうながす
これはモンテッソーリでもやるような、手先の教具を紹介していました。
ストローのぽっとんおとしや、おはじきおとしなどです。
娘も、ティッシュを出しまくる時期になり、シールをはがしまくったり、手先の発達が著しいです。
ティッシュは、安い教具だと思い、どんどん出してもらっています。
私はティッシュを集めて再利用する係です。
食べる時に落ち着きが無いのは、座り方が悪いサイン
背中からお尻のラインがまっすぐになるように座らないと、子どもにとっては大変な姿勢で食べていることになるそうです。
食事中の沈黙は食べる事に夢中になっているサイン
3歳になるまでは、食べながら喋るなどということはできないよう。
楽しく食べるために、食事中に声かけするのは、子どもの集中を邪魔する可能性があるので、やめる。
そういう意味では、食事中にテレビを見たりするのは、3歳までの子どもにとっては食事に集中できなくなるので、やめたほうが良いってことなのかもしれませんね。
後片付けまでできたら、食の自立を示すサイン
1)口ふきで、口、左手、右手の順に拭く
2)エプロンをはずす
3)エプロンを半分にたたみ、口ふきを中に入れてさらにたたむ
4)ごちそうさまをする
5)離席する
という流れを何度も繰り返し伝えていけば、どの子もできるようになるそうです。
うちは、ごちそうさまをした後、自分で食器を下げる、自分で手を洗いにいくというところまでしかしていなかったので、口ふきを用意しようと思いました。
紙がちぎれるのは、クッキングができるサイン
新聞紙がちぎれれば、レタスをちぎってサラダができます。
サンドイッチなんかも、ちぎってのせるという行為なので可能に。
着脱を見守る
ぐずる、ごねる行為は「同意していないよ」というサイン
いきなり子どものズボンを下げたりしていませんか?
やっぱり「汚れたので、奇麗なズボンにかえようね」と一言同意をとってから、ズボンを脱がせるなど、子どもへの対等な声掛けが必要です。
こうした小さな約束の積み重ねが子どもとの信頼関係を築きます。
こうして、子どもの見通しがたつような介助をしていくとやがて、0歳児でも親の動作に協力してくれるようになります。
例えば、抱っこ紐を見せて、これから抱っこするよ〜って声をかけてやると、抱っこのポーズをしたり・・・です。
うーん、第一子のときはちゃんと声かけしてましたが、二人目は結構いきなりパジャマを脱がせたりしてましたので、とっても反省です・・・。
改めてしっかり子どもへの声掛けを徹底したいと思います。
まとめ
他にもトイレトレーニングに関してのサインなども記載されておりました。
育児本を読んでも、月齢に対応してできる項目がずらっと掲載されているだけで、
じゃあ子どもの様子をどう観察し、何ができたら、次は何ができるのか?
というのがすごくブラックボックスだったのですが、
この本にはわかりやすく書かれていて、読んで良かったです。
ただ、項目が40で少ない・・・!!いや物足りない!もっと知りたい!って感じでした・・・。
そして、初めての育児の時に読んでおきたかったです。
特に、食事の見守り方をメインで書かれている印象をうけたので、
離乳食の進め方で悩んでいる方は一度読んでみてもいいかもしれません。
以上、参考になれば!
ゆうままでした!