【モンテ流おうち環境づくり】ひとりでできた!ママのイライラも軽減する仕組み作りのポイントと実例。すぐに真似できるアイディアまとめ
2歳頃から一人で何でもしたい!という自立心が育ってきます。そんな自立心が芽生えてきたら、ぜひおうち環境をモンテ流にこども仕様にしてみることをお勧めします。
我が家は娘1歳、息子3歳のときにモンテッソーリの教室の仕組みを真似して、子供仕様でなんでもできる環境を整えました。今回はその仕組み作りについてご紹介。
1歳でも十分に自分で自分の身支度ができたり、子供たちの「ひとりでできた!」が育っています。
身支度エリアの詳細についてはこちらをどうぞ
ひとりでできる仕組み作り〜おうち編〜
ポイント
モンテッソーリ流、おうち環境づくりのポイントは
- 子供のサイズに合わせる
- わかりやすく
- しまいやすく
というところだと思います。
子供の身長などから、手に届きやすい範囲は決まってきます。基本的にはそこに身の回りのものを収納するようにします。
また、1アイテム1ボックスで、わかりやすく収納します。ラベリングはわかりやすいイラストでしてあげるとより良いです。
しまいやすく・・・とは、例えば取っ手がついている収納かごを使うなど、ワンアクションで取り出せてしまえるようにすることです。取り出しにくいと使ってくれません。子供って正直。
子供が使いたがらない場合は、上記3点のどれかが不足していることが多いです。
1)片付けの仕組み
わかりやすく、写真をいれてラベリング。注意したのは、入れやすさ&分かりやすさです。
1アイテム、1ボックスを忘れずに・・・ついつい、入れ物に余白が有ると、あれもこれもと入れたくなりますが、我慢!おもちゃは増えると収納できなくなるので、数を常に厳選し、たまに、入れ替えます。
絵本も、絵本棚を導入したことで、息子が1人でどんどん片付けてくれるようになりました・・・。
1日1回、我が家は寝る前にリセットタイムとしてお片付けの歌を流して10分間片づけるようにしています。10分で片付けきれない場合はおもちゃが多すぎる可能性があるので、数を見直します。
我が家では3歳から断捨離の方法を教えたことで、実際に3歳児でもモノが増えたら整理することができています。
2)掃除の仕組み
モンテッソーリの教室では、すべてが子どもサイズで用意されていました。
雑巾や、ちりとり&ほうきなど・・・。たしかに、子どもの手のサイズに合わせた道具を使うのは、とっても大事。子どもサイズを使うことで、息子はどんどん家事をするようになりましたw
掃除は、このように、雑巾を定位置においています。
上は、机の上などを拭く雑巾。下には、床を拭く雑巾。それぞれ、箱の色と雑巾の色を同じにしています。また、使い終わると、下に置いてある同じ色の箱にいれるような仕組みにしています。
きちんと、雑巾を縫えばいいのですが、ここはずぼらして、100円均一で小さなハンドタオルを購入して使用してます。数日、息子に言い続けていたら、今では自分からこぼした時は取りに行き拭くという習慣ができました。
3)配膳、片付けの仕組み
これは、思い切ってちゃぶ台を導入しました。ちゃぶ台を導入して、かなりのメリットがありました!
- 自分で配膳ができる
- 食事中、こぼした時も雑巾を自分で取りに行ける
- 食事中、スプーンを落としても自分で拾う
- 食事終わりに、自分で食器を片付けられる
ちゃぶ台生活、なかなか快適です^^
こんなふうに、自分でご飯もおかわりしてくれます。2歳差ワンオペ育児は、結局こういう環境設定のおかげで乗り切れたかも。ご飯茶碗などは、定位置に用意してあげて、自分で配膳できるように。
洗面所のひとりで出来る仕組み
洗面所には、オムツゴミを捨てる子どもサイズのゴミ箱があります。(一番下のところ)また、自分で手を洗えるように、見た目かなり不細工ですが、割り箸をガムテで取り付けてます。
踏み台を高くするという方法もあると思います。が、我が家では結構高めのものを既に使っていて、これ以上高くするのは危険と判断したため。苦肉の策。
このお陰で、息子がこまめに自分で手洗いをしてくれて、本当に楽チンになりました・・・!おうちモンテの仕組みって、あとでママが楽できる仕組みですね。
お友達のおうちではこのような蛇口カバーをつけて、水が届きやすいようにしていました。こんな便利グッズもあるんですね!本当便利。
歯ブラシを自分で用意できるように、子どもの手の取りやすい場所を息子用に解放しています。
トイレを自分でできる仕組み
子供は、足がしっかり床につかないと踏ん張れません。なので、足踏み台を用意してあげるのはトイレトレーニングでとても大事。少々お値段がしましたが、こちらの踏み台を購入して設置。補助便座は自分でとりつけてくれますし、おかーさん手伝って!と言われる回数が激減!
トイレの踏み台に関しては、こちらに詳しく書いた記憶が・・・
自分で洗濯物を仕舞う仕組み
ラベリングをしっかりして、1ボックス1アイテムの収納を徹底しました。無印のPPボックスを、押し入れに入れて使用しています。ただ、最近、入れているアイテム数が多くなってきたので、寝ている間に数をある程度少なくし、こちらで入れ替えたりしてます。
この分かりやすいラベリングのお陰で、息子は自分で着替えの用意ができるようになりました。こういう環境を準備するのって、最初は少し手間なのですが、あとあと、すっごくラクになってきます。
何より、息子の自分でできた!が育ってくれて、本当に嬉しい。
洗濯物を自分でたたむ
3歳を間近にひかえ、そろそろ自分の洗濯物は自分でたたんでもらうようにしています。
お母さんと一緒のコーナーで、畳めるかな?というコーナーがあります。あの番組を一緒に見ていて、やりたい?と聞くと、やりたいとのことだったので、洗濯物たたみのお仕事を2歳10ヶ月で導入しました。
畳み方や、生活のなかでの子どもの取り組み方法は、こちらの書籍がとっても詳しくておすすめ。
親子で楽しんで、驚くほど身につく! こどもせいかつ百科 (えほん百科シリーズ)
おうちモンテの通信講座を主宰している方が監修されていて、とても実践的で取り組みやすい内容でした。
たとえば、洗濯物を畳む時も、子どもは下から上におるように畳むのが畳みやすい・・・など。ちょっとしたことですが知っておくと親のストレスも軽減され、子供の達成感に最短で繋がります。
親が知っているのと知らないとでは、子どもの環境設定で大きな差がうまれると感じています。参考になれば!