慶応卒・元コンサルのゆうママが、おうちモンテ・おうち英語をお届けするママブログ

登園しぶり対策!幼稚園入園で1年間泣き続けた息子と向き合った私の体験談

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2歳4歳のワンオペ育児中のアラサー。 激務コンサル会社を辞め、子育てマニアになるべく日々精進中。 慶応経済卒で学歴コンプを抱えつつ、子供が個性を最大限に生かすことができるよう、おうちモンテやおうち英語に取り組む。
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4月、入園入学の新しい季節のスタートですね。

この時期になるといつも思い出すのは、息子の登園しぶり・・・。もう本当に酷い1年でした。

その時の経験をシェアすることで、登園しぶりに悩むママの励みになれば・・・。

登園しぶりが始まった!

早生まれの長男は、6歳の今も私と添い寝しておっぱいを触ったり、甘えん坊な一面があります。

2歳になる前に妹が生まれ、すごく我慢もしたと思います。

そんな長男は、入園前にホテルの託児に預けると2時間ずっと泣きっぱなしで、保育士さんに「もう少しママと離れる機会を作ってもいいと思いますよ・・・」と小言を言われる始末。

それくらい、私から離れるのを嫌がる子供でした。

入園してみたけど・・・

正直、とってもかわいい息子ですし、早生まれですし、幼稚園は2年保育でもいいのかな・・・と迷いながらも、入園式を迎えました。

当時、主人が独立したこともあり、私はその手伝いもしていたので、正直なところは息子に早く園に行ってもらいたい気持ちがありました。

入園式ではママと一緒だったので、大丈夫でしたが、登園が始まると、激しい登園しぶりが待っていました。

登園、拒否!

息子の登園拒否は前日の夜から始まります。

「明日も、ようちえんなん?」

から始まり、しくしく泣かれて「いやだ、行きたくない、おかあさんといたい」と泣きながら眠りにつきます。

これは2~3か月は続きました。

最初は、「そうだよね、いやだよね」と息子の気持ちに寄り添っていますが、結局は行かないといけないので、1か月も経つ頃には息子の話をスルーしそうになることも・・・。

息子の壮絶な登園拒否

前日からシクシクと泣いて登園をしぶる息子は、制服を着ませんでした。着せようとすると、すごい力で脱いでくるので、着せられませんでした。毎日、最初は優しく寄り添って話を聞きますが、結局は時間切れになり、羽交い絞めにして着させる・・・・

今思い出しても、あの日々はつらかったです。

とうとう、私は音をあげて、制服ではなく私服で登園させることにしました。5月くらいまで、息子は私服で通園していました。

先生からの言葉

担任の先生は、2~3年目の新人の先生。お手紙で、制服を着ないことや登園をすごく嫌がることなどを相談したのですが、返事はなく。

そしてゴールデンウイークのお休み前に電話がかかってきたのですが、その電話が・・・

「〇〇くん、そろそろ一か月になるので、制服を着るために褒めて着せてあげてください!」

と、制服をとにかく着させてねという催促コールだったんです。

その電話の前に、いかに息子が制服を嫌がるか、そのためにした対策を書いていたのですが、それを無視するような電話に、怒りすら覚えてしまいました。

(今思うと、もっと上手に先生に相談できたと思いますが、当時は1歳3歳の子供たちを入園させてワンオペで登下校させるのに必死すぎました・・・園にママ友も皆無でしたし・・・)

制服拒否の対策

息子が「妹ちゃんが制服をきないのに、僕だけ着るのはいや!!」と言ったので(今から思うと、制服を着ない理由なんてそこでは無かったんですが)、娘用の制服を手作りしたりしました。

娘は同じ幼稚園の1歳児保育だったので、制服は必要なかったんです。

幼稚園の制服と同じような生地を購入して、一生懸命縫って、手作りの制服を作りました・・・、笑。

娘にニセ制服を着せても、息子はやっぱり制服はイや!と言う・・・(そりゃそうなんです。幼稚園に行くのが嫌なんですから)

アンパンマンの力を借りる

次にしたのは、アンパンマンのワッペンを制服のズボンの裏側に縫い付けました。

ほら、アンパンマンが応援してくれているよ!!と。

ま、それよりも幼稚園に行くのが嫌だから、アンパンマンはあまり意味がありませんでした・・・泣。

 

登園しぶりに悩む日々

当時の私の検索ボックスは、「登園 いやがる」「登園させるには」「登園しぶり 対策」といった言葉がずらっと並んでいました。

毎日、毎日泣いて嫌がる息子への対応に、ほとほと、嫌気がさしていました・・・

 

気持ちに寄り添ったり、制服を着たらほめたり・・・手を変えて色々なことをしましたが、それでも、前日はシクシク泣くし、幼稚園楽しくない!とずっと言い続ける息子。

そんな中で、先生からは制服をきちんと着させてください!と言われ、ギリギリのところで頑張っていた私のなかで、なにかがキレました。

先生との電話は、子育てをしたことのない若い女性の、ママがもっと頑張ってください!という当たり障りのないアドバイスでしかなく、こっちはワンオペで毎朝2人分の準備をして登園させて・・・その苦労を1つでも味わってから言ってほしい!と心底思いました。

褒めて着させるなんて、そんな手段で着替えるならとうにできているし、そもそも制服を着ないのは、登園するのが嫌だからなのに・・・。

先生との電話は、いくらはなしてもこの先生には通じないんだな・・・という壁を益々感じる結果となりました。

七田式の先生にも相談

幼稚園の先生にも頼れず、七田式のオーナー先生にも相談しました。

でもその先生にも、登園しぶりはいつか収まります。今は耐えるときですよ・・・みたいな話しか返ってこず、今、登園しぶっているのがしんどいのに!!となんの解決にもなりませんでした。

そのオーナー先生が悪いわけではないんです。息子があまりにもママから離れたくない気持ちが強すぎただけ。

1年、泣き続けて、嫌がって、登園したけども・・・

なんだかんだ、登園しぶりは1年続きました。

何度も、登園嫌がるのは5月までだよ~!夏までには慣れるよ!最初はみんなこんな感じだよ!と周りから言われ続けましたが、息子は1年ずっと嫌がって行きました。

泣いて泣いて大変だったのは夏まででしたが、夏以降も、運動会が嫌!生活発表会の練習が嫌!と、泣くまではしませんでしたが、前日の夜から「明日はいくの嫌だ・・・」と息子からこんこんと嫌な理由を聞かされ続けました。

悩み続けた年少さん

私はずっと悩み続けました。幼稚園いや!って言われるたびに、仕事したい私のエゴなんじゃないか?とか、2年保育でもよかったんじゃないか?と。

周りをみても、夏を過ぎても幼稚園を嫌がる子はいなかったし。

あの1年は、今でもどうしたら良かったのか、本当に息子には3年保育がよかったのか、わかりません。

思い出すだけで、つらい、1年でした。

小学校に入学した息子

そんなメソメソ年少さんを過ごした息子も、年中さんからは幼稚園にようやく慣れて、年長さんでは幼稚園が楽しくて毎日通えるようになりました。

そして、小学校。

また登校しぶりがあったらどうしよう・・・という私の不安をよそに、息子は1人で頑張って通学しています。

新しい先生、学校、お友達・・・新しいこと尽くしなのに、行きたくないと一言も言わず・・・。

あの1年があったからこそ、学校に通えている息子がいるんだと、信じています。いや、信じたい。

今、登園しぶりに悩むママへ・・・

今思うと、私の中途半端な態度もよくなかったと感じます。当時は、仕事のために息子を預けることへの罪悪感があり、悩み続けましたが、成長した息子をみていると、きっぱりと「あなたは幼稚園に行くんだよ!」と堂々と登園させてあげたら良かったなと。

子供って、親の悩みや揺らいでいる気持ちを敏感に感じているんですよね。

当時の私は、給食へのこだわりがあったり、いろんな拘りがありました。オーガニックでないとダメ!とか、化学的な香りはダメ!とか。洗剤はぜんぶ自然のもの!とか。

なので、幼稚園に預けることへの不信感というか、不安がとってもあったんですよね。できれば、家で自宅保育しておきたいと。でも、主人の仕事もしないとだし、私も自分の時間が少しはほしいし・・・。そして当たった先生が、気持ちを共有できない先生だったのも、余計に幼稚園への不信感を高める結果にもなりましたし。

そんな私の気持ちの揺らぎを、息子は敏感に感じてたんだと思います。

私も、自分が寝る時間を削れば、自宅保育しながら仕事できる!と思ってましたし、実際に入園させるまではそうしていたので。(でも今思うと寝不足で、イライラしてて、これは良くない働き方ですが)

 

だから、自信をもって、素敵な幼稚園だから!ともって言ってあげれば良かったな。そして、息子は1年かかりましたが、幼稚園たのしいな~って行ってくれる日が絶対くるので。

でも、当事者の時だった私は、必死すぎて、辛すぎて、登園渋りに効く対策なんて無くて、本当にしんどかった・・・

少しでも、しんどいと思っているママが、こんなママもいるんだな~って思うことで、気持ちがラクになりますように・・・。

答えは無いテーマですが、参考になれば、幸いです。ゆうままでした!

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