【おうち英語】5歳から読める!英語多読のコツとポイント
小学校入学を前に、そろそろおうち英語もギアチェンジを考える時期に・・・。
先月から5歳の娘が初めて多読に挑戦し、約1か月でORTのシリーズ1を制覇してしまいました。
今回は、そんな経験から英語多読のポイントや始め方をシェアしたいと思います。
英語多読とは
多読とは、その名の通り、たくさん読む!インプットのことです。
小学校入学までの幼少期であれば、英語動画などのインプットの時間もとれます。
が、息子が小学2年生になって本当に痛感しているのが「時間がない」「子供をコントロールできない」ということ。
小学校以降のおうち英語
先輩ママの経験を聞いていても、小学校以降におうち英語を継続できるかが、分かれ道になってきます。
実際、小学校に入学した息子は私立小学校に1時間かけて通学しているため
- 時間が無い
- 学校の授業で消耗している
- 帰宅後、のんびり過ごしたいという本人の希望
- 宿題して、ピアノ練習・・・放課後は過密スケジュール
と、物理的に時間がない状況。
こうなることを見越して、入学のタイミングで習い事を減らしていましたが、それでも厳しいスケジュールでした・・・。
知的好奇心に見合ったインプットの重要性
一応、DWEやペッパピッグといった英語動画を娯楽として1日60分ほどは視聴したり、かけ流ししていましたが、
小学校以降は、年齢相応の知的好奇心に見合った英語動画をインプットできるか?がキモになってきます。
日本語での理解力がぐんと上がるため、
もっと恐竜の詳しいことが知りたい!子供っぽいアニメはいやだ・・・!という本人の希望がでてくるんですよね。
ここで英語の理解レベルをあげておかないと、日本語の理解レベルのほうが上なので、知的欲求を満たしてくれる日本語動画を選択してしまう・・・んです。
英語で理解できるレベルの動画は、本人には子供っぽすぎる・・・というギャップが生まれてしまい、動画でのインプットに頼っているとここで行き詰ってしまいます。
なので、小学校入学までに母子留学やインターに通学して、英検2級レベルの英語力を習得しておくのは、とても理にかなっているんですよね。
もし、三人目が生まれたら、インターで小学校入学までに英語脳を育てあげようと思っています^^
読書を通じて、語彙を増やす
そんな事情から、我が家は小学校以降は「多読」を通じておうち英語を継続していきたいと思ってはいたのですが、
実際、はじめるとなると、何から手を付けたら・・・という状態だったので、
英語多読の教室をされている先生の多読講座を受講しました。
そして、ORTからスタートして、1か月でシリーズ1をほぼ制覇。来月にかけてシリーズ2に取り組み1年かけてシリーズ5までやる計画をたてています。
インプットは豊富にたまっているので、本人が知っている単語ばかりですが、今後は読書を通じて、語彙や文法や表現を身に着けていくことを目指しています。
私自身、日本語の語彙や表現は「読書」を通じて得てきたので、多読によって英語を習得していくことは自然な考えとして受け入れることができました。
ORTはやっぱり神教材!
最初、サイトワードリーダーズなども購入してやってみたのですが、ORTをシリーズ1からきちんと取り組むほうが読めるようになる!と確信しました。
というのも、サイトワードリーダーズは、一見短文ばかりでとても簡単そうにみえるのですが、実際は、1冊ごとにピックアップされているワードが違うので、毎回新しい本を読む感じになり、積み重ねで読めるようになる本ではないからです。
一方、ORTは、ゆるーい段階を踏んで、語彙を増やしていけるように体系立てて作られているため、1冊読むごとに語彙がふえ、次の1冊を読むときに、以前読んだ本の単語がほとんどなので、すらすら読めてしまうからです。
読みのハードルを下げる!
子供はとっても単純で、難しそう!読めない!と感じたら、読むのをやめてしまいます。
5歳の娘は、1ページに2つくらいわからない単語があると、難しい!と感じるようで、そこから読みません。
でもORTはとてもうまいこと出来ていまして、積み重ねで読んでいくと、新しい本を出してきても1ページに分からない単語が1つくらいしか出てこないんですよね。
読むことへのハードルを下げてくれていて、本当によく考えられている教材です。
我が家は、サイトワードリーダーズはまだ棚で眠っていて、時々読んでいますが、ORTが読めるようになってきてからはサイトワードも読めるようになってきました。
多読の始め方
- 音源を掛け流す(音だけインプット)
- 読み聞かせする(音と文字のインプット)
- 本人と音読する(音と文字のアウトプット)
というのを、ORTのシリーズ1からスタートしました。ORTのシリーズ1の中でも、ファーストセンテンスやファーストワードといったレベルに分かれているので、レベルの簡単なものをリストにしてかけ流しをし、それに対応した本を寝る前に読み聞かせ。
2~3日やると、本人が暗唱してしまい、本人に音読してもらっていました。
これをレベルをあげていって継続しているうちに、シリーズ1が自分であっという間に読めるように・・・。
多読と並行して、トド英語でフォニックスの練習もやりはじめたので、相乗効果で読めるようになっていっています。
インプットとアウトプットが同時にできる「多読」の魅力
ORTは、シリーズ5以降から内容としてとても面白くなってくるようで、ひとまず1年でシリーズ5まで到達できるようにしっかりサポートしていこうと思っています。
また、多読をやってみて「読める」ようになる効果だけではなく、アウトプットも同時にできることで、自然と英会話もスムーズになってきている効果もありました。
我が家は、ORTを音読しているのですが、音読することで強制的にアウトプットできるので、オンライン英会話でもその表現を使えるようになっています。
まとめ
以上、5歳からスタートした娘の多読。SNSを見ているともっと小さな子がすらすら読めていたりしますが、我が家は5歳の文字の敏感期だからこそ、いいスタートがきれたように思います。
多読教室でも年長さんスタートが効果が高いようです。
これから、多読をはじめたい方の参考になれば幸いです。ゆうままでした。