塾無し小学校受験体験記!合格のためにママができる5つのこと
我が家は塾無しで小学校受験に合格しました。
塾無しだけど、家庭学習でしっかり受験対策をしてきました。
今回は合格までに私がしてきたことをまとめたいと思います。
筆者は自身も塾無し小学校受験を経験し、早生まれの息子も塾無しで小学校受験を合格に導きました。
●塾無しで小学校受験はできるのか
●家庭でできるママの取り組みは何か
●塾無しお受験の心構え
塾無しで本当に合格できるの?
私自身、塾無しで小学校に合格しました。そして、自分の息子も塾無しでお受験をして、無事に合格することができました。
塾無しで合格できるかは、
- 志望校の難易度
- 学校関係者がいるかどうか
がポイントとなるように思います。
関東圏のガチガチの倍率が5倍以上もあるような学校ですと、学校別の対策講座など受講することで親もメンタルが安定します。
また、倍率が低くても学校関係者が身内に全くいない状態で受験するのは、リスクがあるように思います。
もちろん、世間では塾無し合格本が出版されているので、相当に優秀なお子様とママであれば塾無しでも合格すると思います。
しかしながら、全くのコネ無しでの塾無しお受験というのは、私の周りでは聞いたことがありません。
実際、私もご縁のある学校を第一志望にしたことが塾無しお受験で成功した最大の要因と感じています
ゆうまま
塾無しお受験をすると決めたら・・・
塾無しでお受験をすると決めたら
- ご縁のある学校を選ぶ
- ご縁が無い場合は、遠い親戚でも関係者を探す
- 年少から学校説明会にいく
- できれば在校生のママと友達になる
をまずはしておくと良いと思います。
ご縁のある学校を選ぶ
ご縁というのは、
- 両親がOB・OGである(系列の中高・大学などでも)
- 親族が学校関係者である
- 親族にOB・OGがいる
ということ。
これだけで、面接官の印象はとてもよくなりますし、実際にご縁を大切にしていると公表している学校もあるくらいです。
遠い親戚でもご縁を探す
近い親戚にいなくても、遠い親戚に関係者がいる場合があります。
なので、しっかり親戚関係も調べ、とにかくご縁を探すことも大切です。
願書の備考欄にしっかりと書き、面接でも口頭でその旨を伝えるのも忘れずに。
年少から説明会にいく
希望する学校には、年少のうちからしっかり説明会に参加しておきましょう。
説明会参加の名簿が残るので、面接のときにもそれはアピールできます。
また、コロナのように説明会が中止になる場合もあるので、早め早めに行動しておくとライバルの一歩先をいくことができます。(実際に、コロナで説明会が中止となり、全く参加できずに面接に挑んだママもいらっしゃいました)
在校生のママと友達になる
お受験幼稚園であれば、志望校に通うママと友達になることは非常に簡単です。
ですがそうでない場合は、幼児教室など意識高い系のママをお友達にもっておくと、色々な話が聞けると思います。
そうしたネットワークが無い場合は、受験情報も入ってこず、ママのメンタルが心配なので、潔く夏期講習だけ塾に頼るなどしても良いと思います。
一番は、塾無し!にこだわることではなく、ママも子供もメンタルを保って楽しく受験をすることだと、受験を終えた今感じています
ゆうまま
家庭でママができる5つのこと
1:過去問を3年分は解く
志望校が決まれば、まず過去問を取り寄せて解いてみましょう。
3年解けば、その学校が好む問題の雰囲気が分かってきます。
我が家の志望校の場合は、理科的常識やしりとりが頻出だったので、家庭でも実験的なことを取り入れたり、しりとりで頻出の単語は単語カードを作ってカルタをしたりして、遊びの中に取り入れるようにしていました。
志望校の説明会・・・特に年中の秋に実施される説明会では、前年度のテストの内容など踏まえた対策等も教えていただけるので、参加して家庭学習に取り入れると良いですね。
2:体験を重視したペーパー対策
ペーパーの問題に満遍なくなれるために、こぐま会のテキストと七田式の受験対策プリントを使いました。
年中9月~年長7月まで
年中の9月からこぐま会のひとりでとっくんを購入し、1か月1冊のゆるいペースで進めていました。
問題に正解することではなく、理解をしているか?を重視し、モノの浮き沈みなどは実際にお風呂で実験するなどして体験を重視してすすめました。
ひとりでとっくん365は12冊ありますが、8冊目までが基礎の問題なので8冊目までを2回しっかりやって、苦手な分野や志望校頻出の分野はこぐま会の分野別問題集を購入し取り組んでいました。
年長8月~9月
受験前の8月から七田式受験対策プリントをスタート。
七田式のプリントは、30日目くらいから、結構難しい問題も入ってくるので、もし出来なくて焦るようであれば、こぐま会の応用編9~12を購入して何度もしたほうがメンタル面も安定するかもしれません。
遊び感覚で取り入れる
これは子供の性格にもよりますが、うちはナイーブな性格なので、あまり受験受験した雰囲気を出さずに、遊び感覚でペーパー対策をするように心がけました。
特に、しりとりで頻出の言葉をカードにして寝る前にカルタしたり・・・
志望校分析で親は傾向を把握し、家庭で会話や遊びの中に、内容を取り入れていくのが楽しく家庭学習を継続できるポイントです。
表現力・語彙力アップの取り組み
また、口頭試問で話の発表があったりするので、語彙力・表現力を強化するために、お話し作りカードを購入して、寝る前にお話を作って発表しあったり。
寝る前はどんなに忙しくても1冊は絵本を読み、感想を発表することもしていました。
また、普段から会話の中であえて難しい単語を使って、大人と話すように会話をしていました。わからない単語は、すぐに辞書を使って調べられるように、リビングには辞書を置いています。
また、こども新聞を購読していたので(これはママにも時事問題が問われることもあるので)、週1回、私がピックアップした記事を読み聞かせていました。
指先を鍛える:料理や工作を
自粛期間もあり、おうち時間がのんびり過ごせたので、子供用包丁を購入して、料理も積極的にしてもらいました。
購入したのは、こちらの良く切れる包丁です。手先の訓練をしっかりしていると、見ていても不安が無いくらいしっかり野菜を切ることができます。
面接練習でも、お母さんに褒められるときはいつですか?と聞かれて、「ほうれん草を切ったとき!」と嬉しそうでした。
ゆうまま
また、工作はとても好きで家で黙々とやっていました。
こちらの本を購入し、なんと気に入って今は2冊目に突入しています。
はさみなどは2歳頃から練習して、3歳半の娘もサクサクと工作活動を楽しんでいます。
自分のことは自分でできるように
基本的なことですが、再度チェックしてみましょう。
- 朝起きての身支度
- 制服に着替えられるか(畳むことも)
- お風呂で自分で洗えるか、拭けるか
- 幼稚園の準備ができるか
- あいさつができるか
といった基本的なことですが、再度点検して、できるようにしておきましょう。
これにプラスして、自分で掃除する、自分で片付ける・・・といった生活常識も身に着けておくと、入学後もスムーズですね。
我が家はこちらの書籍を購入して、できることを増やしています。
この本は、モンテの専門家が書いた本なので、子供がやりやすい方法がしっかり明示されている良書です
ゆうまま
結局、ママのメンタルが一番大事
以上、ママが家庭でできる5つのことでしたが、我が家の塾無しお受験を支えてくれたのは・・・
一番は、お部屋を整理整頓して綺麗に保つことができたからと感じています。
え?掃除が受験に一番大事って・・・?と思われるかもですね。
ゆうまま
実は、受験の年長になるまえに、思いっきりモノを捨ててコンパクトにし、片付けの向こう側に足を踏み入れました。
また、その時の話もブログにまとめたいと思いますが、片付けのストレスが減ったことで、私のメンタルも安定し、子供にイライラすることも少なくなり、結果的に楽しく受験を乗り越えられたと感じています。
我が家の場合は、息子に合う塾に出会えなかったので、お受験塾無しでの受験をしました。
ご家庭の考えによって、様々なやりかたがありますので、あくまで我が家の場合。として参考になれば幸いです。
以上、ゆうままでした!