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大阪でモンテッソーリ教育を受けるには?信愛女学院幼稚園の見学会レポ

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2歳4歳のワンオペ育児中のアラサー。 激務コンサル会社を辞め、子育てマニアになるべく日々精進中。 慶応経済卒で学歴コンプを抱えつつ、子供が個性を最大限に生かすことができるよう、おうちモンテやおうち英語に取り組む。
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連勝がストップしてしまいましたが、中学生棋士の藤井くんも通っていたモンテッソーリ教育。

 

大阪でモンテッソーリが受けられる教育機関は少ないです。

今回は、そのなかの1つである信愛女学院付属幼稚園の見学会をレポしたいと思います。

では、いってみましょ〜!

 

2017年の募集要項

年少さんを100名ほど募集されております。

保育料は、バス通園代を含むとざっと4万円ちかくになります。

入園料が10万円。

制服などの備品経費で、7万円。

大阪市では補助金が出ますので、保育料はもう少し安くなるかと。

 

今回は2017年に実施された見学会に参加してきたので、レポしたいと思います。

 

モンテッソーリ教育って?

そもそも、モンテッソーリ教育ってなんでしょうか?

色々と書籍を読みましたが、これが一番わかりやすい。

ママ、一人でするのを手伝ってね!

 

妊娠中からこの本を読んで、モンテッソーリの思想を知っていたので、2歳のイヤイヤ期も新鮮な驚きをもって子育てできています。

 

要は、

親はあくまで子供の自立を手助けするだけの立場。

ってことなんです。

 

だから、

教具はすべて子供サイズ。

そして、

本物を扱います。

 

あくまで大人は、

やり方を正しく、ゆっくりと提示してあげるだけ。

間違っても、指摘しない。

すべては、教具が教えてくれるんです。

 

敏感期という考え方

モンテッソーリの特徴は、

子供たちの発達段階を、敏感期として名付けたことだと思います。

 

敏感期とは・・・

子供が興味を示し、ある特定の事象にこだわる時期のことです。

 

例えば、

私の息子は1歳頃から、手で道路のざらざらなど色んなものを触りたがりました。

これは触覚の敏感器と呼ばれるものです。

 

ここで、汚いから辞めて!!

と止めてしまうと、子供の興味はそこでストップしてしまいます。

 

あ、もちろん犬のウンチとか衛生上問題のあるものはストップさせますが、基本的には見守っています。

 

敏感期を逃すと・・・

敏感期に、子供が興味をもったことをとことん遣り尽くさせてあげる!

これがかなり大事です。

 

敏感期とは生物学上の言葉でして、

私の理解では、

その時期を逃すと、その機能を体得できなくなる

という期間のことをさします。

 

どういうことかと言うと・・・

例えば、

動物の実験で、生後まもない子猫の目を塞ぎ、真っ暗な中で育てるとどうなるでしょうか?

 

 

なんと、その子猫は目が見えなくなってしまうんです。

 

これは、目の神経が成長する時期に適切な刺激を与えなかったため、視神経が発達しなくなるんです。

 

つまり、生後何ヶ月かの時期の視神経が発達する時期を逃すと、その子は目が見えなくなってしまう。

 

この生物学上の敏感期という言葉を、モンテッソーリは子育ての中に見いだしました。

これが、モンテッソーリ教育の根幹だと私は考えています。

 

藤井棋士にみるモンテッソーリ教育

毎日新聞で、藤井棋士のお母さんが書いていたのですが、モンテッソーリの幼稚園に通わせていたそうです。

 

そこで、彼がいかに集中できる環境を作るか?

ということに、お母さんは注力したそうです。

 

モンテッソーリの幼稚園では、紙で編んだバッグを何個も何個も作り、家にもって帰ってきたそう。

 

ここで、母親なら、もっと他のこともしたら?

っと言ってしまいそうです。

 

 

でも、モンテッソーリでは違います。

その子が興味を持ったことを、その子が飽きるまで、とことん遣り尽くさせるのです。

 

そして、遣り切った子供たちは、キラキラと目を輝かし、また次のお仕事を探して取り組むのです。

 

この、とことん遣り尽くすというのは、有名な日本画家の千住博さんのご家庭の教育にも似ていますねw

彼の家でも、お母様とお父様は、ふすまや壁に落書きをするのを一切止めなかったそうです。

幼少期から、とことん書き尽くすという体験をしたからこそ、ここまで著名な日本画家として成功したのかもしれません。

 

モンテッソーリ教育を受けた有名人

有名なところでは、イギリス王室の王子たちは皆この教育を受けています。

オバマ前大統領、ジョージクルーニー、クリントン夫妻、グーグル創業者ラリーペイジとセルゲイブリン、Amazon創業者ジェフ・ベゾス、マネジメントの父ドラッガー、フェイスブック創業者マーク・ザッカーバーグ、Wikipedia創始者ジミー・ウェールズ

・・・・等々、スゴい方々ばかり。

 

Googleの創業者は2人ともモンテッソーリで育ったんですね。

既存の枠組みにとらわれないサービスを考えるのに、モンテッソーリ教育が役に立ったと、後のインタビューで語っているそう。

 

日本では、モンテッソーリ教育は国の認可を受けていませんので、幼稚園まででしか公的教育機関で受けることはできません。

 

小学校での教育方法の選択肢が、もっと増えてほしいなと感じています。

 

って話がそれましたw

 

大阪でモンテッソーリが受けられる幼稚園

大阪市では信愛女学院付属幼稚園でモンテッソーリ教育が受けられます。

ただ、女学院ですので、息子を入れるのはどうかな〜と思っていました。

 

が、なんと、2018年度から小学校が共学化するそうで!!

なので、男子の数も増えてくることが予想されます。

 

信愛女学院付属幼稚園の見学会レポ

で、いよいよ、見学会レポです。

 

見学会は、ホームページで告知されていますが、告知された途端、予約で結構埋まってしまっているようです。

 

日にちも限られていますし、

普段の保育の様子が見られますので、

ぜひ、早めに予約していかれることをお勧めします。

見学会の服装・持ち物は?

子供と大人の上履きが必須です。

ま、無くても大丈夫でしたが、これから面接などもあるので、1つはあると良いと思います.

 

私は折り畳みスリッパを300円均一でゲットしました。

 

気になる服装は、7組中1組が奇麗めお受験ワンピース。

その他、私を含め6組は、スニーカーにジーンズみたいなめちゃカジュアルでした。

なので、普段着で行って全然大丈夫!

名札で個人が特定されている感じじゃないので、見学会での様子はチェックされていないと思います。

 

厳重な警備体制

昨今の事情から、警備員さんがしっかりと来訪者をチェックされていました。

名簿に名前を書き、来訪者証を渡されます。

 

実際に、子供が通うとなると、こうした安全管理がされている園は安心ですね。

 

朗らかな雰囲気

最初に園長先生であるシスターからご挨拶がありました。

そもそも1日7組限定の見学会ですので、アットホームな雰囲気。

 

シスターもほんわかした、優しそうな雰囲気で、あ〜幼稚園って感じ。

 

 

パドマの見学に行ったときも思いましたが、ほんと、園によって雰囲気が全然違う・・・!!

ホームページと口コミだけじゃ、分からないなって。

 

歴史ある幼稚園

シスターの話によると、なんと70年以上の歴史ある幼稚園だそうで・・・。

す、スゴい。知らなかった。

 

で、モンテッソーリと縦割り保育が特徴だという説明がありました。

 

主任さんが説明しながら見学

で、主任さんにバトンタッチして、園内を見ながら見学していきます。

 

荷物は、貴重品以外はお部屋に置いて見学できました。

やっぱり、藤井棋士の話も出てきましたよw

 

子供達の様子

みんなきちんと挨拶してくれたり、静かだけれども、子供達1人1人がいきいきと活動している印象でした。

 

なんだろう、元気いっぱいだけど、秩序もあるというか。

これが、モンテッソーリ園の特徴なんだろうなと。

 

信愛女学院付属幼稚園の魅力

見学会で感じた魅力は以下の通りです

保育面では

  • 縦割り保育で育む思いやりの心
  • モンテッソーリで育む、自主性
  • 課外活動での英語、お作法、体操

親の利便性としては

  • 預かり保育で18時まで対応
  • バス通園かドライブスルー方式での通園

その他・・・

  • 施設の充実(女学院付属の施設が使える)
  • 来年から小学校男女共学になる(小学校への進学も視野に)
  • 給食がビュッフェ方式で自園調理

といった点が非常に魅力的だと感じました。

 

特に、働く親としては預かり保育が、夏休みや春休みなどもやってくださるのがかなり魅力的!!

もちろん、有料なのですが、

この保育内容で、一ヶ月約1万円プラスで18時まで見ていただけるのは良心的だと思います。

 

魅力に欠ける点・・・

う〜ん、我が家で言えば、立地ですね。

昔は我が家の方面にもバスが通っていたそうですが、今は無くなってしまい、最寄りのバス停まで結構距離があります。

あ〜、この点だけクリアできれば、速攻入園したいです。。。

 

そして、給食問題ですが、農薬と添加物問題は避けられないかんじ・・・。

パドマはこのあたりかなりしっかり管理されていて、無添加でされています。水もしっかり浄化したものを使用されてますし。

一応、献立表には産地が記載されているようですが、避ける事はできないですね。

 

給食の対応

気になる家庭では、自分で持ってきてもらって、それをお皿に盛りつけて食べていただいてもいいですよ!

と言っていただけたので、気になるときや、なるべく作れるときは、献立と同じ物を作って持たせたいと思ってはいます・・。

が、子供が、みんなと同じ物を食べたい!と言えば、それまででして。

 

食事に関しては、信愛だけでなく、保育の現場でかなり軽視されているように感じ、残念なことが多いです。

市販のお菓子やら牛乳を平気で出していたりとかね…。

ま、そのまま保育料に跳ね返ってくるので、保護者の意識もそこまでいないのが現状なのでしょう。

 

倍率は?入園方法は?

試験方法は、面接です。

ちなみに2017年度は全入だったそうです。

 

が、幼稚園の周りに結構マンションが多くなってきていて、2018年度の倍率はわかりません。

藤井効果もあるかもですし・・・。

 

面接は、受付順で実施されるので、先に受付を親だけ(親以外でも可能)ですまして順番をとって、それから子連れで面接してもいいようです。

 

早く並べば、面接の時間も早い時間になるってことですね。

先着順で入園というわけではないので、遅い時間でも大丈夫ですと言われましたよ。

 

10月1日はどこも願書受付の日なので、ダブルヘッダーで持っていく方もいると思います。

家族で協力して、希望の園に出せるようにしたいですね。

 

まとめ

以上、信愛の見学レポでした。

とてもアットホームな良い幼稚園でしたので、ぜひ気になる方は幼稚園見学に行ってみてくださいね。

参考になれば!ゆうままでした!

 
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